育休制度の拡大

お子様が誕生し、しばらくは子育てに専念したい。そんな時に利用したいのが育児休業制度「育休」です。近年では、女性だけでなく男性がとるケースも増えています。

男性が育休をとる場合

性別に関係なく平等に使える育休制度

育休制度は、男性女性の区別なく平等に使える制度で、法律に基づいて取得できる公休のことです。原則として、1歳に満たない子供を持つ労働者が取得できます。ただし、1年以上同じ会社で勤務していることが基本条件です。

男性が育休を利用する時のポイント

法律で定められた制度とはいえ、まだまだ男性の利用率は低いのが現状です。男性が育休を利用する場合、以下の点を考慮しながら進めていくと良いでしょう。

職場への事前相談が大切

突然の育休申請は控え、事前に育休利用の意思があることを上司に伝えましょう。会社によって職場環境もさまざまです。育休を利用して休業するためには、会社の理解と協力が必要不可欠となります。事前に相談して、周りに極力負担をかけないような準備を進めておきましょう。

担当の仕事をおろそかにしない

仕事を長く続けていると、自分が担当している部門の仕事もあるはずです。育休を使って休業する場合、担当の仕事を誰かに引き継ぐ必要も出てきます。上司や同僚にも誠意を伝え、真摯に引き継ぎの相談をする必要があるでしょう。また、担当の仕事に復帰できる時期を具体的に伝えることも大切です。

育休中も情報共有

育児休業中は子育てに大忙しの毎日。とはいえ、会社と相談して必要最低限の情報共有ができるようにしておくと職場復帰もしやすいはずです。パソコンやスマートフォンから会社の状況が分かるように準備する、定期的な電話連絡の機会を設ける、メールで資料を共有してもらうなど、仕事をおろそかにしない真摯な姿勢も見せておけるとベターですね。

おふたりへのフォロー体制

子育てに専念したい時には検討してみたい育休制度。周りの理解や協力を得ながら、子育てへのフォロー体制もできる限り整えたいものですね。

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