結婚式に参列する時の持ち物

結婚式に参列することになり、持ち物の準備を始める皆さま。その持ち物の中に縁起の悪いものは含まれていませんか？結婚式は新郎新婦の幸せを願ってお祝いする場。縁起の悪いものを持参して残念な空気をつくらないように注意したいところです。この記事を読んで予習しておきましょう！

結婚式では縁起悪いとされるもの

偶数金額のご祝儀

受付で渡すご祝儀について。会費制なら金額も決まっていますが、ご祝儀制では包む金額もそれぞれ違うはず。注意したいのが偶数金額のご祝儀です。偶数＝割れる数字は、結婚式では別れを連想させる数字と考えられます。2万、4万、6万…などの金額は避けて、3万、5万などの奇数金額で包むのがベターです。

別れを連想させる水引

祝儀袋に添えられる水引という帯。ご祝儀の水引には、結び切りかあわび結びのどちらかを選びましょう。蝶々結びなどの解けてしまう水引も別れを連想させてしまいます。

殺生を連想させるもの

結婚式では、殺生を連想させるものも縁起が悪いとされます。たとえば、動物の皮を使ったバッグや靴。または、アニマル柄のネクタイや小物も避けたほうが無難です。

喪服のような組み合わせ

喪服に見える組み合わせも縁起が悪いので避けましょう。男性なら黒のスーツに黒ネクタイ。女性なら黒ワンピースに黒タイツ、黒小物などの全身まっ黒コーデです。

2色使いのドレス

2色使いのドレスも結婚式では縁起が悪いとされます。ひとつのドレスにふたつの色が入ったドレスは色が分かれている状態です。別々の色が入ったドレスは別れを連想させてしまいます。アクセントを意識したいときは、アクセサリーや小物を使ってコーディネートしましょう。

忌み言葉を使ったメッセージ

お祝いのつもりで書いたメッセージが、実は縁起の悪いものだった…。そんなことにならないように、忌み言葉は覚えておきましょう。忌み言葉とは、別れや苦しみ、死を連想させる縁起の悪い言葉です。

たとえば、
終わる、倒れる、別れる、落ちる、枯れる、無くなる、割れる、消える、滅びるなど。
重ね重ね、たびたびなどの重ね言葉も結婚式の繰り返し（再婚）が連想されるので縁起が悪いとされます。

縁起の悪い贈り物

新郎新婦への贈り物にも縁起が悪いといわれる物があります。縁が壊れることや切れることを連想させるもの、死や別れを連想させるものなどです。

• ・刃物
• ・割れ物
• ・白いハンカチ（手切れを連想させる）
• ・日本茶＆緑茶（葬儀で多用される）

以上の品は、特別な理由がない限り控えたほうが無難でしょう。

優しさが連鎖するような結婚式

礼儀やマナーを尊重する真摯な気持ちは、きっと新郎新婦にも伝わるはずです。優しい気持ちは人から人へと連鎖していき、会場中を幸せな雰囲気にしてくれるでしょう。

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ぜひこちらの記事も参考にご覧くださいね。
・「結婚式参列の豆知識」祝儀袋へのお金の入れ方について
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