福島県を代表する商工業都市として栄えている郡山市。今回は、この郡山市の歴史をテーマとしたデートプランをご紹介します。

一度は足を運んだことがある場所でも、どんな歴史があるのかは意外と知らないもの。歴史話に花を咲かせて、おふたりの距離を今まで以上に縮めるきっかけとしていただければと思います。

戦国の世で躍動した奇想の画家が眠る場所。しだれ桜と梅が美しい雪村庵

■雪村庵（郡山市西田町大田字雪村174-2）

郡山市内から三春町方面に車を走らすこと約30分の場所にある雪村庵。戦国の世で奇想の絵師として名を馳せた雪村が晩年に過ごしたとされる住処と言われています。

庵の裏には雪村の墓と言われる大きな花崗岩の石があり、地元の方々によって代々に渡って大切に供養されている歴史が紡がれている地。

辺りは静寂に包まれていて、ゆったりとしたデートをする場所としてもおすすめですが、とくに、4月には梅と樹齢400年を超えると言われるしだれ桜が満開に咲き誇る名所としても知られています。

また、雪村の作品は現存する約200点のうち一部が郡山市立美術館にも展示されているので、雪村庵に訪れた後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

松尾芭蕉が追い求めた「幻の花」が咲く奥州街道松並木・安積山

■奥州街道松並木～安積山（郡山市日和田町安積山）

江戸五街道の一つ、奥州街道の日和田の松並木から安積山に向けて、奥の細道で知られる松尾芭蕉が「花かつみ」を求めて歩いたとされています。

花かつみは、905年に編纂されたと言われる古今和歌集で恋歌として詠まれて以降、数多くの歌で詠まれた幻の花。

明治9年に明治天皇が東北巡幸でこの地に訪れた際、「菖蒲に似て最(いと)些小(ちいさ)き花」として、安積山に咲くヒメシャガを花かつみとして天覧したことから、以後、ヒメシャガが花かつみとして語られるようになりました。

郡山が地元の方は、市の花として花かつみ(ヒメジャガ)をご存じかもしれませんが、実はこのような歴史があったことは知らない方も多いかもしれませんね。

また、ヒメシャガには「変わらぬ愛」という花言葉が存在します。

かつての松尾芭蕉が歩き求めたように、おふたりで「変わらぬ愛」の証であるヒメシャガを探してみてはいかがでしょうか。

傘が開き光の雨が降り注ぐ。日本遺産の富岡の唐傘行灯花火

■富岡の唐傘行灯花火（郡山市三穂田町富岡）

最後にご紹介するのは、明治初期に始められたとされる三穂田町の富岡で行われる富岡唐傘行灯花火です。

亀賀森神社の祭事に打ち上げられる花火は傘が開いて光の雨が降り注ぐように見えることから、当初は雨乞いと豊作祈願、家内安全のために行われていたと言われています。

美しい田園風景で毎年10月第2日曜日に打ち上げられる秋の花火は、夏の花火とは違った風情もあるので、デートにおすすめです。

郡山でプロポーズをお考えなら。指輪選びはオペラ郡山本店で

今回は郡山市の歴史に触れながらデートを楽しめるスポットを3つご紹介させていただきました。

もちろんデートだけでなく、近々プロポーズをお考えの方にもぴったりのロケーションになりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

プロポーズとともにパートナー様へ贈る指輪を郡山市内でお探しになる際は、国道4号線沿いニトリの南側、ビッグパレット近くのオペラ郡山本店に、ぜひお立ち寄りください。

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郡山で指輪選びをお考えの方はぜひ、オペラ郡山本店へご来店ください。

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