Interview【特集】インタビューをAFFLUX(アフラックス)でチェック!
大阪を拠点に活動するシンガーソングライターの梶有紀子さん。20歳の頃から本格的に音楽活動をはじめると、現在は東京や名古屋でもライブに出演するなど、活動の幅を広げている。やわらかく透き通った歌声と、人の心をやさしく照らす純粋でストレートな言葉たち。
ファッション誌『MORE』が誇るブロガー隊「モアハピ部」に所属するインフルエンサーでもあり、海外旅行好きで世界中あちこちを旅しているというバイタリティー溢れる梶有紀子さん。歌で、SNSで、たくさんの人を応援する彼女に、言葉で想いを伝えることや「共感」の大切さについて訊いてみました。
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共感をよぶ音楽、イメージをくれるゆびわ言葉
-AFFLUXと同じ大阪生まれの梶有紀子さん。シンガーソングライターの活動はいつからされていますか?
初めてオリジナル曲をつくったのが、20歳の夏でした。オーディションに応募をしたんです。それまではサークルでバンドを組んで、色んなバンドのコピーをして演奏を楽しんでいましたが、「そろそろ本気にならなあかんな」と。オリジナル曲はそれまでバンドでコピーしていた曲とまるでテイストが異なったので、バンド仲間たちにとても驚かれたことを覚えています。
-どんな歌をつくられたのでしょう?
「酸漿(ほおずき)」という曲をかきました。ほおずきって花の一種なんですって。でも花びらが実のようになっていて、開かない。実らない恋をイメージして書いた曲でした。より等身大で、より多くの人に共感してもらえるような音楽をつくりたくて、サビの最初に「ねえ」と語りかけるような口調を入れたのもこの曲のポイントでした。
-共感という言葉が出ましたが、梶さんの音楽は「共感をよぶ音楽」と言われていますね。
ありがとうございます。そうですね、共感って大事だと思うんです。共感は、自分が興味を持てる、ということなんだと思います。だから、共感することで自分の興味につながるし、興味が広がる。私自信、色んなことに共感しながらより多くの物事を知り、経験を積んでいきたいと思っています。たぶん、共感は興味とイコール。「共感」を大事に音作りをしていきたいと思います。
-AFFLUXの婚約指輪・結婚指輪には、1つひとつ「ゆびわ言葉」というフレーズが付いているんです。おそらく「ゆびわ言葉」も共感のポイントの一つになるかと。
AFFLUXさんの「ゆびわ言葉」、素敵ですよね。イメージが膨らみますし、フックに言葉があるって強いと思いますよ。それに、「ゆびわ言葉」があることで、指輪の魅力がデザインだけではなくなる。あと、「ゆびわ言葉」があることで、より多くの人の印象に残りやすくなる。選ぶほうの楽しみも増えますよね!「この言葉が自分に合っている」という“ゆびわ言葉視点”、で選ぶ人も出てくるんじゃないかなと。実際私も「ゆびわ言葉」に惹かれて「LAY ゆびわ言葉®: 輝く未来」を選びました。
-ゆびわ言葉が、今回のご試着に「LAY ゆびわ言葉®: 輝く未来」を選んでいただいた理由だったのですね?
はい、そのときに惹かれた言葉であり、そのときの心情であり、また、あまり人と同じようなデザインを選びたくない!というのも理由の一つです。「ゆびわ言葉」が気に入ったことはもちろん、ひとひねりあるデザインも惹かれました。シンプルでありながら、ひとクセある感じが良いですよね。
-梶さんが書く歌詞もストレートでありながら、ひねりがあって、印象に残りますよね。
ありがとうございます。私は切ない思いや、儚い思いを表現するのが好きです。だけど、ただ切ないとか、苦しいだけでは終わらせたくない。それだと、どうしても暗いイメージになってしまいますよね。だから、切なさを書くときには、切なさの向こう側にある明るい部分まで表現したいと思って歌詞を書いています。今は切なくても、前向きになれるような曲。ぱっと聴いたら明るいけれど、よく聞いたら切ない。そういう逆説的歌詞が多いので、ひねり、ですね。
-言葉選びは難しいですよね。梶さんが歌詞を書くときに大切にされていることはなんでしょう?
作詞をするときは、まずは伝わりやすいことを意識します。1回聴けば歌詞の内容が大体分かるくらいにしなければ、独りよがりなものになってしまう。だから、歌詞ができたら人に見てもらうなどしています。分かりやすさが一番大事で、その次に共感できるか。あとは、歌詞に具体性を持たせること。例えば、「あの日のあのときみた星空」よりも、「7月7日観覧車でみた星空」の方が映像がイメージしやすいじゃないですか?共感ってそういうところから引き出すと思うんです。分かりやすさ、共感のフック、最終的にオリジナリティ。恋心を抱いたことも、普通に恋をしたと書くのもいいけれど、ビルの屋上から落ちるように恋をしたと書いたほうがよりインパクトがある。用意されている言葉や普遍的と思われているイメージにあえて逆光するほうが、面白さがあると思うんです。言葉を選ぶときは分かりやすさ、それと、インパクトを大事にしています。
歌が上手いと言われたから、歌い続けたいと思った
-ところで、「ミュージシャンになりたい」と夢を持ったのはいつ頃ですか?何か、きっかけがあったのでしょうか?
もうずっと、幼い頃からの夢ですね。昔から、歌うことが大好きでした。歌うことが自信に変わったのは小学校のときです。これには2つエピソードがあります。
-詳しく聞かせてください!
1つ目は祖父の言葉です。私の祖父母は音楽が大好きで、家に遊びにいくと近所のカラオケができる飲食店に連れて行ってくれていました。そこで姉と一緒に歌ったのが人前で歌を歌う最初の経験です。そのときに祖父が「ゆっちゃんの方が歌はうまい」とこっそり伝えてくれました。幼い頃、人に言われて嬉しかったことって、いつまでも心に残りますよね?このとき初めて、「私は歌に自信持っていいんだな」って思えたんです。
もう1つは、小学校のホームルームでの経験です。とある日のホームルームで、こわいと評判だった先生に「梶ちょっと立て」って言われたんです。ビクビクしながら立ってみると「梶は上手いこと歌ってる。みんなも梶を真似して歌え」と言いはった。これも嬉しくて、「やっぱり私は歌には自信持っていいんだ」って強い気持ちになりました。
-梶さんにとって、歌うことの魅力とは?
根底にあったのは、「人から認めてもらいたい」という気持ちです。歌うことが好きで、歌っているときはすごく楽しい気持ちにも、開放的な気分になれます。歌のことしか頭になくなる状況がとても自由で好きですね。
ライブでは、お客様と一体になれていると感じられる瞬間があるんですが、その瞬間がもうめっちゃ楽しい。はじめの方は緊張したりもしましたけれど、徐々に楽しみの方が大きくなっていって、ライブハウスではたくさんの幸せや自信をもらっていると実感しています。
-梶さんの音楽は、どんな人に多く聴かれていますか?
ライブには男性のお客様が多いですが、屋外でのフリーイベントなどでは女性や家族連れの姿も多く見られます。色んな世代の方に聴いてもらえるようになっていけたらいいかなと思っています。
-歌やパフォーマンスに対してどんな感想が届きますか?
そうですね、シンプルに「よかったわ」という感想が多いです。あとは、「歌詞が伝わってきたよ」とか、「ここの、この歌詞がすごく好き」だと仰っていただけることもあり、嬉しいですね。
最近は徐々に歌詞にも自信が持てるようになってきています。はじめに自信を持てていたのは歌(声)でしたから。「話し声と歌う声が全然違う」ともよく言われますね。インターネットに「梶のガサガサ声は歌うのに適していない」と書かれたこともあります(笑)。でも、そういう声もありがたいというか。
-心無い言葉に聞こえますが…
書かれるような存在になったとポジティブに捉えています。認知度が高まって人気になれば、不人気にも同じくらい増えていくものだと思っています。そうじゃないと本気で人気になっていかないと言いますから。そういう風に受け止めていますよ。
-梶さんが言われて嬉しいことばはどんなことばでしょう?恋愛に限らず、普段のコミュニケーションで使うことばについて、何かアドバイスをいただけますか?
普段のコミュニケーションは飾ったりせず、素直が一番。気持ちを素直に伝えてくれる言葉は嬉しいですね。言葉にしなくても分かるはず、なんてことはしないで、思っていることをきちんと口に出して伝えることは大事だと思います。「好き」と、きちんと言葉で伝えるとかね。
あとは、食べ物の趣味が合うとか。ふいに考えていたことが同じだったとか、こちらが思っていることや内面的な部分を言い当ててもらったりとかするのも嬉しいです。
-共感をよぶ音楽をつくるために普段から心掛けていることを教えてください。
色々見たり、感じたりしたことをメモすることですね。記憶や感情は、絶対に忘れてしまうんですよ。だから、気持ちを大事にしたいからこそメモをとる。メモをとることは、忘れないことだと思っています。感じたことを忘れないこと。思い出を増やしていくこと。そういうのって、人と人との付き合いの中で大事だと思うんです。
-感覚を忘れないようにすること、大事ですよね。その点、音楽と指輪には似た効果があると思うんです。音楽って、その曲を聴くとふと思い出すシーンがあったりしますよね。そんな風に思い出をしまっておく力があるというか。
ありますね。それに、自分の曲がそうなっていってくれたら嬉しい。
-AFFLUXでは、指輪にもよく似た効果があると思っています。「ゆびわ言葉」は、これから結婚するおふたりが、いつまでも結婚当時の気持ちを思い出せるようにと願いを込めてつけているんです。
素敵ですよね。指輪ってふたりをつなぐ、お守り代わりみたいになると思うんです。だからその指輪にエピソードが添えられているのっていいですよね。ちょっと魔が差したとき、指輪をはずそうかなとおもったときに指輪を見たらきっと楽しかったことを思い出しちゃいますもの。私は、私の歌がそういう風になっていったら面白いと思います。
-共感をよぶ音楽とAFFLUXの指輪、まだまだ共通点がありそうです。少し店内を見ながら、梶さんの音楽についてもっと訊かせてください!
(インタビューは後半へ続く!)
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