石川県の南部にあり、市全域が白山手取川ジオパークとして認定されている自然豊かな白山市。

今回は、この白山市にある白山比咩神社(しらやまひめのじんじゃ)が舞台となったアニメ「ちはやふる」になぞらえたプロポーズストーリーを紹介します。

縁結びのパワースポットで知られる石川「白山比咩神社」

全国に2,000社以上ある白山神社の総本社である白山比咩神社は、JR金沢駅から車で南に行くこと約1時間のところに本宮が、そして白山の山頂には奥宮があります。

御祭神として、白山比咩大神（しらやまひめのおおかみ）、伊弉諾尊（いざなぎのみこと）、伊弉冉尊（いざなみのみこと）の三柱が祀られている北陸随一のパワースポットとしても知られています。

また、白山比咩大神は菊理媛神（くくりひめのかみ）と同一神であるといわれており、この菊理媛神は伊奘諾尊と伊弉冉尊を仲直りさせた神とされることから、縁結びの神社としても全国的に有名で、県内外からパートナーを探す方やカップルが訪れる場所にもなっています。

「恋の歌」を多き百人一首からプロポーズの言葉を

この白山比咩神社の本宮にある拝殿や手水舎、参集殿が舞台となったアニメ「ちはやふる」（第十七首 「みちこそなけれ」にて登場）。

末次由紀原作の2008年から連載中の少女漫画で、アニメは2011年から現在まで3作に渡ってシリーズ化されていて、2016年・2018年には女優の広瀬すずさん主演で実写映画化もされている人気作です。

アニメちはやふる（公式サイト）
ちはやふる3（U-NEXT）

日本全国に競技かるたを広めるきっかけとなったことでも有名ですが、今回は、そのかるたに書かれている和歌「小倉百人一首」からプロポーズストーリーを膨らませていきましょう。

小倉百人一首は、平安末期から鎌倉時代初期にかけて藤原定家が選んだ100首の和歌を色紙にしたためた歌集ですが、100首ある中で、実に43首が「恋の歌」が詠まれていることは知らない人も多いのではないでしょうか。

今回は、その数ある恋の歌の中でも、陽成院が詠んだ第十三首にフォーカスしてみたいと思います。

「筑波嶺の　峰より落つる　男女川　恋ぞ積もりて　淵となりぬる」

この歌は、筑波山の山頂から流れ落ちる川のように、最初は細々とした流れがやがて太く強い流れとなり、積もり積もって深い淵になる様子を恋心に重ねて詠まれた句になります。

この歌になぞらえて、

一緒にいればいるほどあなたのことが好きになっていく気持ち、そして何十年経っても、その恋心が変わることはない

そんな気持ちをプロポーズの言葉として伝えてみてはいかがでしょうか？

和歌になぞらえた想いをエンゲージリングにも込めて

800年以上の時を経て、現代まで詠まれ続けている小倉百人一首。

あなたが和歌になぞらえて伝えた想いも、百人一首のように何年経っても色褪せることなく語り継げていけたら素敵なことですよね。

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例えば、N.E.K.O.という指輪には、「ずっと恋心を抱き続ける夫婦をめざして、50年後も互いが”首ったけ”になれますように。」というゆびわ言葉®が存在します。

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