Interview【特集】インタビューをAFFLUX(アフラックス)でチェック!
「のだめオーケストラ」でヴァイオリン奏者兼インスペクターとしてオケをまとめた小寺里奈さんは、4歳からヴァイオリンをはじめたフリーヴァイオリニスト。東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業し、「のだめカンタービレ」のほか、「四月は君の嘘。」などの話題作に参加しています。
“音楽”という芸術の世界に身を置くプロフェッショナルに、AFFLUXジュエリーや世界観はどう映るのでしょうか。
自分らしく人生を歩む人が迷いを隠さずにはなつ言葉は、自分らしく人生を歩もうとする女性の心に希望をくれるものでした。
Twitter:@rinapooh1983
フリーヴァイオリニスト、小寺里奈
音楽家というご職業、とても興味深いです。ヴァイオリンをはじめたきっかけを教えてください。
母がピアノの先生をしており、音楽のある環境に育ちました。ある日突然、「ピアノとヴァイオリン、どっちやる?」と聞かれたんです。幼い頃から、「みんなと同じはイヤ」という性格で、みんながあまりやっていないヴァイオリンを選びました。
それからずっと、毎日たくさん練習されたのでしょうか?
ヴァイオリンを弾くのは楽しくて大好きですが、練習はあまり好きではありませんでした。でも、練習しないと遊びに行けない環境でしたので毎日練習していましたね。家族で旅行に出かけても、車の中で練習、ホテルについてもまず練習…。幼稚園から中学生くらいまで、ヴァイオリン第一の毎日がずっとでした。イヤになったこともありましたが、「練習しないんだったら、やめなさい」と言われると、やめたくはないので、練習しないわけにはいかず…。気がつけば、ずっと弾き続けています。
キツくても、続けてこられたのはどうしてだと考えますか?
幼稚園のときに、最初に持った夢が「ヴァイオリニストになりたい」というものでした。 だから、やめられなかったのだと思います。あとは、「やるならとことんやりたい性格」です。だから、続けてきたというよりも、“途中でやめる”という選択肢がなかっただけかもしれません。
練習が楽しくなってきたのはいつ頃からですか?
高校に入ると、練習量でも技術面においても周囲に圧倒されました。追いていかれないようにしなければいけなかったことに加えて、「練習した先の喜び」を感じられるようになりました。好きなように弾けるようになるために、目の前の課題を1つずつクリアする。そうすると、新しい世界が広がり、また次のステージに立てる…。そんな風にステップアップの喜びを知りました。「練習しなさい」と、誰にどれだけ言われても、練習するのは自分。やればやるだけ上手くなるんだったら、誰に言われることもなく、自分で練習した方がいいと考えるようになりました。
練習の成果、演奏(音楽)はどのように評価されるのでしょう?
音楽の評価はフィギュアスケートに似ています。技術点、それと芸術点といった音楽的要素を評価されます。音程やリズム、ピッチなどのミスは減点です。
自分で選んだ道、自分らしい音楽との関わり方
「のだめオーケストラ」は原作にファンが多い「のだめカンタービレ」をもとにしたオーケストラですね。参加の経緯を教えていただけますか?
授業の中で、室内楽を学ぶ機会がありました。アンサンブルやオーケストラなど、誰かと一緒に演奏する楽しさを知ると、人と一緒につくりあげる舞台に興味を持つようになりました。それから、ポップスのバックで演奏したり、コンサートで演奏したりという機会が増えていきましたね。「のだめオーケストラ」はちょうど大学卒業の年に話をいただきました。大学の“芸術祭”などで、オケを組んだことや、声かけを手伝っていたという経験から繋がったのかな?と思っています。でも当時、海外留学も考えていたんですよ。「のだめ」でなければ、海外留学を選択していたと思います。
「のだめオーケストラ」ではどんな活動をされましたか?
ただのオケの団員の一人ではなく、「インスペクター」というまとめ役を頼まれました。その内容は、奏者集めから。そのときに関わった方は、おそらく300人を超えました。
「のだめオーケストラ」のような有名オケや、コンサート、ポップスのバックなど、あちこちで演奏活動をされている小寺さん。オケやレーベルに所属することなく、ずっとフリーで活動されているのは何か理由がありますか?
「所属した方が安心できるのに…」と、自分でも思っています。でも、所属することで、できなくなることがある気がするんです。例えば、オケに所属したら、オケでの演奏をメインにやっていかなければなりますよね。私は、いろいろな所で演奏できることを楽しんでいる気がします。自分でスケジュールを組み立てて、自分で動いている方が、自分らしいかなって。反面、スケジュールが空くとめちゃくちゃ不安になりますけれど(笑)。
フリーとして仕事をしていくために、大事にしていること、大事だと思っていることはどんなことでしょう?
一回一回の演奏をきちんとすることですね。誠心誠意、一生懸命やれば、100人聴いてくれる人がいる中で、1人くらいは気に留めてくれる人がいると思うんです。誰かが見ていてくれるからちゃんと頑張ろう、という意識は常に持っています。そこから枝分かれして、いろいろなお話をいただいているのかな?と思っています。
活動内容を詳しく聞かせてください。
アーティストのコンサートツアーのサポートから、音楽番組でのバック演奏、ドラマや映画のレコーディング、あとは「のだめオーケストラ」の時のように奏者兼スタッフのような活動もしています。最近は、原曲アレンジなど、“弾かない仕事”も増えてきました。ヴァイオリンを主軸にあれこれ手を出していますが、みんなと同じことをやっているだけでは、私は満足できないんだと思います。
「自分にしかできないこと」を考えた時期がありました。そこで見えてきたのが「みんなが嫌がることを、私はできる」ということでした。音楽家は演奏に集中したい人が多いです。でも、私はもう少し面倒なことまでできるな、と思いました。
小寺さんが考える、音楽の面白さや魅力について教えてください。
音楽とひとことで言っても様々なジャンルがありますよね。ただ、言えることは「音」はコミュニケーションツールだと思うんです。全てに共通できる、共通言語のような。そうして、言葉なしでいろいろが伝わってしまうところが、怖くもあり、面白いと感じています。
▲当日、「高校生の頃から使っている」という愛用のヴァイオリンを持参してくださった小寺さん。2018年3月15日、ヴァイオリンの音色が店舗に響き渡りました。
▲「chanson d’amour ゆびわ言葉 ®: ラブソングを君に」をご試着頂いての試し弾き。
ジュエリーは、身につけると安心できるアイテム
演奏中に指輪などのジュエリーは身につけられますか?
はい、先日も指輪を見に行きました。ジュエリーが、「ある」と「ない」では、気分も見栄えもやっぱり違いますよ。
選ぶときは、ドレスの雰囲気に合わせて選んでいます。演奏によってドレスのカラーを変えるように、ジュエリーも変えたい!のですが、カンタンに購入できるものではありませんからそうはいきませんね(笑)。舞台で身につけるのであれば、大きめのトップがついていて、遠くから見てもわかるものがいいですね。普段は逆に、練習時に気にならないものがいい。ジュエリーはお守りのようなイメージ。演奏するときに心が落ち着かないことが時々ありますが、ジュエリーを身につけていると不思議と安心します。
結婚指輪には、何を重視しますか?
ずっと身につけているものだから、やっぱり心が安らぐものであってほしいと思うんです。あとは、演奏している時につけていられることも私にとっては重要かな。
アフラックスのリング、気になったものを教えてください。
「ゆびわ言葉」がとても素敵ですよね。きっとアフラックスさんで指輪を選ぶ人は「ゆびわ言葉から入る人」と「デザインから入る人」がいらっしゃると思うんです。私は「ゆびわ言葉」からの人かな。
気になったのは「二人のハーモニー」というゆびわ言葉のリング。言葉とデザインが最もマッチしている印象です。言葉って素敵ですよね。音楽にはない要素だから、余計に惹かれます。アフラックスさんの指輪は、眺めていると指輪一つひとつからメロディーが流れてきます。パッと見た時の印象が一つずつ異なるので、それぞれ違ったメロディーが聴こえてきます。「指輪とゆびわ言葉」は、音がない絵に音楽をつけるのに少し似ています。それによって世界観が広がる感じです。
▲「Clara ゆびわ言葉 ®:二人のハーモニー」を重ね着け頂いたお手元の近影。
▲「Clara ゆびわ言葉 ®:二人のハーモニー」 マリッジリング。
▲「chanson d’amour ゆびわ言葉 ®: ラブソングを君に」 エンゲージリング。
指輪とゆびわ言葉と音。素敵なご意見、ありがとうございます。音楽家としてご活躍の一方、ひとりの女性。結婚観についてお聞かせください。
そう、音楽家である前に一人の女性です(笑)。私は、きちんと結婚式を挙げて、結婚指輪を交換するような、オーソドックスなイメージに憧れています。結婚は、縁とタイミングなのかな?と思っていますが、結婚後の世界が、心の落ち着ける場所であったらいいですね。
様々な働き方と結婚観が少しずつ受容される社会とはいえ、落ち着きたいのが女性かもしれませんね。ところで、小寺さんご自身を言葉で表すと、どんな性格でしょう?
一人でいると暗いですが、みんなといると明るくなる性格です(笑)。だから、常に誰かと関わっていたい性格です。そういう意味でも、結婚指輪には憧れがあります。指輪は一人でもつけられるものですが、一緒につける結婚指輪は、仕事が続いたり、一人でいる時間が増えたりした時に、一人じゃないという“つながり”を感じられるのかなって。やっぱりジュエリーはお守りだと思います。
音楽家としての活動と女性として心情、職種は違っても共感できる女性が多いのでは?と感じました。素敵なお話、ありがとうございました。
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