Interview【特集】インタビューをAFFLUX(アフラックス)でチェック!
日本の鍼灸師資格と、フランスのエステや化粧品にまつわる国家資格を持ち、フリーの美容コンサルとして活躍する星野未来さん。国をまたいで多くの人と向き合ってきた中で、さまざまな愛のかたちを感じてきたそうです。彼氏・彼女でも、夫婦でも、事実婚でも、同性愛でも、愛し愛され過ごしたいという欲求は同じ。肌に触れて人を感じ続けてきた星野さんと、理想の愛情バランスについて考えてみました。
人を輝かせる、無理をしすぎない美容と健康法を追求
—星野さんは、日本で鍼灸師の資格を取得されたあと、フランスに渡ってさらに勉強をされたのですね。
はい、フランスに渡り現地でエステや化粧品、香水販売の国家資格を取得しました。その後、様々な業界を経験して、現在はフリーランスで活動しています。主なお仕事は、エステや美容鍼、特にダンサーの方への鍼の施術が多いです。美容健康に関するコンサルティング、企画のお手伝いや記事のライティング、フランス語翻訳などのお仕事にも携わらせていただいております。
—フランスで勉強をすると決めたきっかけはロンドンでの体験だったそうですね。
そうですね(笑)。鍼灸師の国家資格取得のため日本で学校に行くことが決まったあと「ツボの名前は漢字だらけで大変そう…。その前に英語に触れておこうかな」と、ロンドンへ初の海外一人旅に出かけました。現地で何度かジャズクラブに行ったのですが、そこで知り合ったのがなぜかフランス人ばかりで。その時に知り合ったフランス人女性がとても魅力的だったこと、フランス人男性のラテン系の明るさに惹かれたこと。なによりフランスは色々とありながらも多様性を保ち続けてきた国だと知り、とても興味を持ちました。
—そもそも、美容や健康に興味を持ったのはいつ頃だったのでしょう。
子どもの頃ですね。自宅にヨガや自然療法、呼吸法などの本が多くあったんです。それで、小学生の頃から自宅でヨガを楽しんでいました。当時、ヨガはあまり一般的ではなく、一部の特殊な人が習得しているようなもの。今のようにお稽古ごととして行うものとしてではありませんでした。そのようにヨガや健康法に関する知識が、私の手の届く範囲にあったことが現在の私の“無理のない美容法”という考え方にも繋がっていると思います。
—色々な国で人と関わってきた星野さん。美しくなるために日本人にアドバイスをするとしたら、どんなことを伝えますか?
女性にアドバイスをするとすれば、時間やお金がないからとあきらめてしまうのではなく、ほんの少しだけでも良いので美しくなるための努力をすることですね。美しくなるための努力とは、高い化粧品を使うことやエステに行くことをだけを指すのではありません。いつもより口角を上げて過ごしたり、思考をポジティブにしたりという“ちょっとした日々の心がけ”です。
—男性へのアドバイスはありますか?
私の周りでも少しずつ日本人男性と欧米人女性のカップルが増えてきましたが、これは日本人男性の持つ安心感や信頼感が評価され、日本に住みたいという外国人女性が世界各国で増えているからだと思っています。日本は恵まれた豊かな国で、教育も整っていて、日本の美徳である「謙遜」は良い文化です。日本人は勤勉さと優しさ持ち合わせていますので、恋愛や結婚に限らず「自信」を持って堂々と行動しても良いと思いますよ。
多様性の国・フランスでの知見が、愛に対する価値観を変える
—イギリスやフランスの恋愛観について、最も衝撃的だったことや印象的だったことを教えてください。
その当時、私が若かったこともありましたが、恋愛は日本のお決まりのイメージしかありませんでした。けれど、私がフランスやロンドンで体験した人間関係はもう少し自由なイメージです。どんどん人と関わって、どんどん知り合って、豊富な出会いの中で自然にフィーリングの合う人と近づいてゆくという感じです。
—どのような場所で出会うのでしょうか。
パーティーが多いですね。でも日本と違って、パーティー自体がとてもカジュアルなんです。友達が友達を連れてきて、みんなで色々持ち寄って、ワイワイするみたいな。横のつながりを大切にする文化があって人付き合い自体がもっとフランクなので、接点を持ちながらも適度な距離感を保ち、知り合いながら関係を深めてゆくことができるんです。
—お付き合いするときもでしょうか?
そうですね、お付き合いするとき、そしてお別れのときも自然です。離れることにも抵抗がないとさえ感じます。そこが日本人と大きく違うところかな?と思っています。
—なるほど。でも、淡白とは違いますよね。
違いますね。先日もフランス人の友人と話していたのですが、その男性が言っていたのが“フランスには愛があるけれど、日本にはない”と(笑)
—ほう。
でも私、それはちょっと違うかなと思っていて。どちらかというと“パッション”や“情熱”というものがフランスでは「愛」とされるのですが、日本はもう少し“情”に寄るというか。“思いやる気持ち”や“大切にする気持ち”などが「愛」として存在していると考えています。同じ「愛」でも、フランスと日本ではタイプが違うように感じるんですよね。
—そうですね。例えば日本では“一緒にいることの幸せ”など、ともに時間を過ごすことがとても大切にされる気がしています。そこには相手の心を理解しようとできる日本人的な感性があるからなのかもしれません。
「愛」って情熱や炎と表現されることも少なくありませんし、カラーでいうときっと「赤」なんだろうと思います。けれど、強すぎるものは、そんなに長続きしないのでは?とも思うんです。
フランスは“アムールの国”とも呼ばれるように、確かに「愛」に対して熱量が高く、相手を大切にしていると感じます。友人間でも挨拶で頬にキスをするのが慣例ですし、日本とは違ったかたちの「愛」があると思います。一方でフランスには事実婚の制度があるのも有名な話。結婚していなくても同じ社会保障、子どもに対する補助も受けられますし、別れることへの社会的な偏見も心的ハードルも少ない。だから、未婚のままでいたり、事実婚を解消してあっさりと別れるカップルも多いんです。
—そういった、刹那的でも激的な「愛」に憧れることもあったのでしょうか。
イギリスやフランスに行って学んではいますが、もともと欧米に対する憧れがあったわけではありませんでした。だから、「愛」についても同じ。固定的なイメージがなかった分、価値観が変わった気がします。例えば、近年は日本でも偏見をなくすための活動が強くなっているLGBTについて、欧米はもう少し先進的でした。
—その部分、もう少し詳しくお聞きできますでしょうか。同じ性別だけど結婚していて、指輪などのジュエリーを身につけることで印をつけたいという二人が日本にも多くいると思うんです。
初めてロンドンへ行ったときに思ったのですが、どんな組み合わせでもカップルが堂々としているんです。パリでも街中で男性同士が手を繋いでいたり、腕を組んでいたり、キスをしていたり。当時の日本はそれでもまだ“隔たり”があったけれど、今はSNSの普及も相まっていろいろなことが秒速で広がり、変わる時代。異文化の国ともすぐに繋がることで、閉塞的な感じはどんどんなくなっていくように感じます。日本でも堂々と二人で指輪を選んだり、街中を歩いたりできるようになってほしいと思うんです。どんな二人でも、二人でいることを楽しんでほしいと思います。
恋する気持ちを忘れないための特別なジュエリー
—AFFLUX(アフラックス)は2004年に生まれたブランド。屋号名はフランス語に由来します。
そうですよね。あれ?と思いました。指輪の中で直感的に惹かれたのが、「Decora(デコラ)」。私は今、フランス・ヨーロッパ美術史を学んでいて、先日東京都庭園美術館に行ったのですが、展示テーマがアール・デコだったんです。そんなこともあり、アール・デコがマイブーム(笑)。この指輪はモチーフがハッキリしていてアール・デコみたいで素敵だと思いました。
「こころ躍る」というゆびわ言葉 ®︎も良いですよね。それに、“踊る”というのは、私の原点にあるように思いますので。
—AFFLUX(アフラックス)の指輪は、男女が気軽に思いを伝え合えるようにという願いが込められており、指輪の中に思いを封じ込めるという意味で「ゆびわ言葉 ®︎」が添えられているんです。
なるほど、素敵ですね。恋する気持ちは時間が経つと忘れてしまったりするものだから、かたちとして残る指輪がメッセージをいつも伝えていてくれれば見るたびに思い出せそうです。忘れられないですね、恋する気持ちを。
指輪、こちらの「N.E.K.O.(ネコ)」も素敵。重ねてつけると本当に猫みたいで可愛く、みんなに見せたくなりそうです。
愛し愛される関係でいるために、愛情表現はストレートに!
—私たちAFFLUX(アフラックス)が提供させていただいているサービスに「AFFLUXの永久保証 ®️」があります。その背景には“結婚されるおふたりに、最後まで添い遂げてほしい”という思いがあるんです。ずっと良好な関係でいるために必要なことはどんなことだと思いますか?
「ありがとう」という感謝と、「綺麗だよ」とか「愛している」とかの相手への好意や興味を重ねて伝えることだと思います。もし、プレゼントをするのなら花を贈り合うというのも個人的にはとても好きです。
—男の人の中には、「どんな花を贈ったらいいのだろう」と悩む人もいると思います。
記念日などにお花をもらったら100人中100人が喜ぶと思います。どんな花でもいいと思うのですが、相手の好きなカラーを意識するといいかもしれませんね。相手がいつもワンポイントで取り入れているカラーなど、一緒にいればなんとなく分かりあっていると思いますから。あとは「似合うかな?」と考えて選ぶのもいいと思います。
日本人は真面目だから考えすぎてしまう。相手のことを考えるのは素晴らしい文化ですけれど、考えすぎて行動にできないのは勿体無い!案ずるより生むが易し、です。
—「気持ち」をもらって嬉しくない人はいませんものね。相手に対する好意とは、そういうものかもしれません。本日はありがとうございました。
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