みんなが幸せになる食事選び

結婚式に参列するゲストを幸せな気分へと導くものとして、「どんな演出が行われるのだろう」、「どんな衣装で現れるのだろう」といった期待感が挙げられますが、新郎新婦とともに楽しむ食事の時間もまた大きな期待感に包まれています。

色とりどりの豪華な食事は大切なふたりの門出を祝う特別な料理であり、普段とは全く違う環境、装いで楽しむ食事はゲストにとって格別なもの。また、費用面において平均で100～150万と、総額の4割を占める結婚式の大事な要素であることから、新郎新婦の中には「料理選び」に迷いや悩みを感じてしまう方もおられるでしょう。今回はコース別にそれぞれの食事を選ぶときのポイントについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

フランス料理

結婚式の料理として過半数のカップルに人気なのが、見た目も華やかなフランス料理。普段あまり食べられないような高級食材を使った豪華な料理も楽しめ、結婚式ならではの特別感をゲストに堪能してもらえるでしょう。ただし、コースにはいくつかランクがあるケースが多く、ランクによって出される食材や品数が異なるため、どのコースにするか選ぶ際は実際に試食されてみることをおすすめします。

和洋折衷

洋食の大胆で華やかな見た目と上品な味わい、日本の美意識を感じさせる盛り付けと素材を生かした和食の美味しさ、どちらも楽しめることからフランス料理に次いで人気があるのが折衷料理。特に、ご年配のゲストが多い場合は、フランス料理のみよりもこのスタイルが喜ばれる傾向にあるため、ゲストの年齢層に合わせて選ばれてみると良いかもしれませんね。

中華料理

費用面において、フランス料理や折衷料理よりも手ごろなのが中華料理。原材料費がもともと割安なことに加え、大量に調理するのが主流なので分配のコストも抑えられるため、食材のクオリティを上げる、品数を増やすといったことも可能です。また、他の二つに比べて中華料理を選ぶカップルは少なく、ゲストにとって嬉しいサプライズとなるかもしれません。ただし、印象的な料理のスタイルであるため、式場の雰囲気や結婚式のスタイルとの兼ね合いについてきちんと考慮する必要があります。

大切なゲストに心を込めたおもてなしを

おふたりの門出となる特別な日に大切なゲストの方々と一緒に楽しむ食事の時間。最高の料理の味とともに、ゲストの笑顔や幸せな雰囲気もきっと心に強く刻まれることでしょう。そんな食事の時間は、参列してくれたゲストの方々へおふたりからの感謝の気持ちを伝える機会でもあります。
参列者一人ひとりに「ありがとう」を伝えることは時間の都合から難しくても、料理という形で「ありがとう」を伝えることができますので、ぜひ心を込めて料理選びをされてみて下さいね。次回は、大切なゲストが素敵な時間を過ごせるちょっとした工夫についてご紹介いたします。

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