真心をこめて結納品のお返しを

おふたりの愛が実を結び、夫婦となることを祝う席であると同時に、けじめとしての意味合いもある結納の儀式。その際、新郎側から結納品が贈られ、それに対する感謝と両家の末長い結びつきを願り、新婦側から「結納返し」か贈られるのが一般的ですが、真心を込めたお返しをしたいと考える新婦だけでなく、新郎が結納金額を決める上で相手側を気遣う時にも「結納返し」は気になる部分となるでしょう。

地域の伝統やご両親の考えによっても異なるものの、基本的な知識を知っておくと安心ですよね。ここでは、結納を迎えるおふたりが知っておきたい、「結納返し」の意義、お返しの相場とタイミングについてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

結納返しの金額の相場

地域やご両親の考えにもよるため、結納返しは「必ずこの金額でなければならない」という決まりはありません。しかし、一般的には、結納金、もしくは結納品の金額に対して5割や1割という考え方がされており、結納金100万円の場合は、5割で50万円、1割で10万円をお返しとして包む方が多くおられます。とはいえ、結納金との差が大きくなってしまわないような配慮、これから末永くお付き合いしていく相手側への心遣いとして、不安な方は2割〜5割と考えておくと良いかもしれませんね。また、結納金を「なし」とし、結納品として婚約指輪のみが贈られることも多く、その場合は、婚約指輪に対する「お返しの品」のみ贈ることが一般的です。

結納返しの「袴料」「酒肴料」とは？

伝統的な結納返しの中で中心となるのが、「袴料」と呼ばれるもの。袴料は結納で贈られる「小袖料（御帯料）」のお返しであり、現代ではスーツや時計、生活品や現金など幅広い選択肢が選ばれています。また、古くは女性側からお酒や料理を振る舞う習慣がありましたが、その代わりとして近年はお酒代や料理代をあわせて「酒肴料」を包むことが一般的となっています。

結納返しは「いつ」行うもの？

伝統的なしきたりに則った結納返しは日を改めて行うものとされ、後日新婦側が新郎側の自宅に出向いたり、花嫁道具を新居に運ぶ際に合わせて行われていました。しかし、日を改めて行う場合は、結納金や結納品に見合ったお返しができるという利点があるものの、日取り決めや準備の慌ただしさから、現代では結納と同日に済ませる傾向にあります。

婚約指輪に刻む両家の結びつき

結納のそもそもの意義である「両家の結びつき」に立ち返り、しっかりとしたお返しをすることで「結びつき」が確かなものになるでしょう。また、男性様が結納品として婚約指輪を贈られる際は、「両家の結びつき」を未来永劫残せるようなデザインを選ばれるのも良いかもしれませんね。

AFFLUX（アフラックス）では、両家の結びつきを感じさせる「繋がり結ぶ」という「ゆびわ言葉_®」が添えられた指輪、「Auhi ゆびわ言葉_®: 繋がり結ぶ」をご用意致しております。指輪には、煌めくダイヤモンドと、その横顔にさりげなくデザインされた美しい葵の葉、そして内側に上賀茂神社のご神紋である二葉葵の刻印が隠されており、歴史や伝統的な美をご堪能頂けます。両家の歴史が交わる喜びとともに、「これから末長く宜しくお願いします」という想いを込めて、ぜひ選ばれてみてはいかがでしょうか。

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