心に響く恋愛四字熟語たち

言葉には人のさまざまな思いが込められます。それが恋愛ともなれば、とくに深い思いが込められているはずです。読めば切なくなるような恋愛四字熟語たち。今回は、片思いと両思いに分けてご紹介したいと思います。

片思いの恋愛四字熟語

一日千秋（いちじつせんしゅう）

会えない人を思うあまり、一日が千回の秋に感じるほど遠く感じる、そんな恋愛四字熟語です。会いたくて会いたくてたまらない心情が感じられます。

昼相夜夢（ちゅうそうやむ）

昼に思うあの人のことを、夜の夢の中でも思い出すくらい強く恋焦がれている気持ちが表されています。寝ても覚めても好きな人のことばかり考えている、そんな切ない様子が伺えます。

人面桃花（じんめんとうか）

桃の花の下で出会った美しい女性。一度だけ会った女性だけど、どうしてもその人のことが忘れられない…。会いたいけど会えない女性を表わしています。本事詩という逸話から生まれた四字熟語です。

愛屋及烏（あいおくきゅうう）

大好きな人への思いが強いあまり、その人の家の屋根にとまっている烏にまで思いを馳せてしまう、そんな心情を表わす四字熟語です。好きな人に関係するものならすべて好きになってしまう…。そんな切ない思いが感じられますね。

両思いの恋愛四字熟語

相思相愛（そうしそうあい）

日常でも聞くことのある四字熟語ではないでしょうか？お互いに思いあい、愛し合っている状態を表します。大好きな人となら相思相愛になりたいですよね。

落花流水（らっかりゅうすい）

水に落ちた花びらは流れる水に身をまかせ、流れる水も落ちてきた花びらを受けとめて運んでいくという、ふたりの心が自然に繋がっていく両思いの様子を表した四字熟語です。

比翼連理（ひよくれんり)

目と翼を片方づつしか持たない想像上の鳥が、力をあわせて飛ぶ姿を表わす”比翼”。2本の樹から伸びた枝が、絡みあってひとつの樹となったという想像上の樹木”連理”。ふたつのものが仲良く力をあわせる様を表わす四字熟語で、男女の仲が睦まじいことを表します。

鴛鴦之契（えんおうのちぎり）

鴛鴦とは、おしどりを表わす言葉。おしどり夫婦という言葉があるように、男女の仲が良いことを表しています。一緒にいることを誓ったかのように仲睦まじい様子が感じられる四字熟語です。

言葉に込められる思い

今回は、恋愛四字熟語を片思いと両思いに分けてご紹介しました♪ あなたの心に響いた恋愛四字熟語はありましたか？

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