引出物の熨斗（のし）の種類とかけ方

結婚式で、ゲストへのお礼として準備される引出物（ひきでもの）。今回は、その引出物にかけられる「熨斗（のし）」にフォーカスしたWedding Newsです。ぜひご覧くださいませ。

結婚式の引出物にかけられる熨斗の種類。そして熨斗のかけ方についても見て参りましょう。

熨斗の種類

熨斗の種類は「帯」によって変わってきます。上の画像に写っている帯は、結び目がほどけないように「結びきり」という結び方になっています。蝶々結びのように簡単にほどけてしまわない結び方ですね。

新郎新婦や両家のご縁の糸がほどけてしまわないように、固く結ばれた帯が使われます。結婚式の引出物ならではの熨斗ですね。逆に一般的なお祝いにかけられる熨斗には、蝶々結びの帯が使われることも多いのです。

かけ方

熨斗のかけ方にも種類があります。

外熨斗

まずは外熨斗です。その名のとおり、品物の外に熨斗がかけられます。外熨斗では、上の画像のように寿の文字や帯、両家名（写真にはありませんが）が見える状態となります。

引出物を受けとったゲストが、すぐに華やかな熨斗を目にすることができる熨斗のかけ方ですね。ただし熨斗がむき出しですので、引っかけたりすると破れやすいので注意が必要です。

内熨斗

次に内熨斗という別のかけ方です。先ほどの外熨斗とは逆に、熨斗の上から包装紙で包んでしまいます。見ただけでは結婚式の引出物かどうかは分からないですね。

仰々しくしたくない場合におすすめの方法です。内熨斗の場合、包んでしまうと中身が分かりづらくなるという点もあります。中身が違う品物が複数あるのなら、包んだ後に小さなシールなどを貼って目印をつけておくと良いでしょう。

結婚式への想いを込めて

ゲストへお渡しする大切な引出物。熨斗ひとつにも細かな配慮や想いが込められています。そして、おふたりの想いを込めたいアイテムのひとつに「結婚指輪」があるはずです。

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