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ブルーダイヤモンドのほとんどは「トリートメントダイヤ」?
ダイヤモンド独特の輝きに加え、鮮やかな色彩を楽しむことができるファンシーカラーダイヤモンド。カラーによって可愛らしい印象やクールな表情を生み出すため、個性を表現する選択肢としてブライダルリングに用いられる方も多くおられます。
しかし、ファンシーカラーダイヤの使われた指輪を購入する際に注意が必要なのが、「色によっては、天然のカラーダイヤはほとんど出回っていない」という事実です。特にブルー系のダイヤモンドが採掘されることは極めて稀で、同じカラット(ct)数のカラーレスダイヤモンドに比べて価格が「2桁」跳ね上がると言われています。
では手頃な価格のブライダルジュエリーに使われている「ブルーダイヤ」は何なのかというと、カラーレスダイヤモンドやブラウン系のダイヤモンドに対し、処理(トリートメント)が施されたダイヤモンドを用いています。
宝石の価値を正しく測る上では「処理の施されていない天然のままのダイヤ」と「トリートメントの施されたダイヤ」は区別しなくてはなりません。着ける方のお気持ちとしても、「全くの天然ダイヤだと思っていたものが、実はトリートメントダイヤだった」と購入後に分かったらショックでしょう。
きちんと納得した上で指輪を購入して頂くために、ここではファンシーカラーダイヤモンドの「トリートメント」についてご紹介します。美しい色合いが魅力のファンシーカラーダイヤモンドを購入時から変わらずいつまでも楽しめるよう、大切な知識として覚えておいて下さいね。
ダイヤモンドに施す処理(トリートメント)とは?
ダイヤモンドそのものがもつカラーをより美しく改善するためや、全く異なるカラーに変化させるなど様々な目的で施されるトリートメント。ダイヤモンドには熱処理や放射線処理を施すことで色が変わる性質があり、市場に流通する多くのファンシーカラーダイヤモンドは、この科学的な性質を生かし鮮やかな色合いに発色させています。中でも、ダイヤモンドの色彩に関わる結晶構造に変化を与える放射線処理は、青、ピンク、黄色、オレンジ、黒といった鮮やかなカラーに発色させることが可能です。
トリートメントダイヤとコーティングダイヤ
宝石に色を着ける手段として、宝石の表面をコーティングするという方法もありますが、コーティングダイヤはトリートメントダイヤに比べて価値の低いものです。
トリートメントは熱処理や放射線処理によって宝石そのものの性質を根本的に変える方法なので、コーティングダイヤ(言わば『付け焼き刃』)とは全く異なります。
具体的には、コーティングダイヤには洗浄などによる色落ちの心配があり、トリートメントダイヤに関してはその心配はありません。国内の鑑定機関である、中央宝石研究所(CGL)の研究が行ったピンクのコーティングダイヤに関する実験でも、強酸に対する確実な耐久性はないことが報告されています。ファンシーカラーダイヤモンドを選ぶ際、トリートメントダイヤなのか、コーティングダイヤなのかについては、必ず確認しておくと良いでしょう。
AFFLUXのファンシーカラーダイヤモンドは?
婚約指輪・結婚指輪のAFFLUX(アフラックス)の場合、どのようなダイヤモンドを指輪に用いているか、表にまとめてみました。
ダイヤモンドのカラー | 種別 |
---|---|
ホワイトダイヤ(カラーレスダイヤ)、ピンクダイヤ | ナチュラルダイヤモンド(センターダイヤはGIA鑑定書付き) |
ブラックダイヤ、ブルーダイヤ、アイスブルーダイヤ | 熱処理がなされたトリートメントダイヤモンド |
トリートメントダイヤといってもその鮮やかな色合いから、肉眼で天然のファンシーカラーダイヤモンドと区別する事はほぼ不可能と言われています。また、素材が天然のダイヤモンドであることに変わりはありません。ファンシーカラーダイヤモンドを用いた指輪をご希望される方は、店頭にて実際にその美しさをご確認してみて下さい。ダイヤモンド独特のきらめきや輝き、そして鮮やかな発色が楽しめる理想のカラーダイヤモンドときっと巡り会えるはずですよ。
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アフラックスの店舗をぜひお探しください。