聞き慣れない「バンケット」という言葉

結婚式の準備には、知らない言葉との数多くの出会いが待っています。その言葉を一つひとつ紐解き理解する過程にある、本当に結婚するんだ…という幸せの実感。

90年代の名作映画として知られる『ウエディングバンケット』。そのタイトルにも使われている「バンケット」という言葉もまた、聞き慣れない単語ゆえに「どんな意味なんだろう？」と、疑問に思われる方が多い言葉です。ここでは、結婚式の準備を進める上で知っておきたい「バンケット」についてお伝えしますので、ぜひ覚えておきましょう。

ウエディングで使われる「バンケット」の語源や意味

映画『ウエディングバンケット』の物語の中で、豪華な披露宴のシーンが登場しますが、「バンケット（英語：banquet）」とはまさに、宴会やパーティーといった人々への「おもてなし」を指した言葉。語源は諸説ありますが、一説にはその昔フランスにてベンチ（フランス語：banc）に腰掛けながら軽食を食べる様子が、意味や言葉のかたちを変えたものだと言われています。

一方、ウエディング業界では、披露宴会場やパーティー会場を意味して「バンケット」、もしくは「バンケットルーム」や「バンケットホール」などと使われ、会場内でサービスを担当するスタッフのことを「バンケットスタッフ」と表します。結婚披露宴のバンケットを決める際には、ウエディング業界が指す意味と一緒に、言葉がもつ本来の意味「おもてなし」を、ふと思い出してみて下さいね。

結婚披露宴のバンケットとあわせて素敵な指輪選びを

結婚披露宴のバンケットは、ホテルや式場によって規模や雰囲気もさまざま。海を一望できる最高の景色や格式の高さを感じられるエレガントな空間、和の趣がエッセンスとして散りばめられた和モダンな内装など、数ある選択肢の中から理想的なバンケットを見つけ出す工程は、おふたりの心が躍る幸せな時間となることでしょう。

そして、結婚披露宴当日、新郎新婦の手元で輝きを放つ結婚指輪選びもまた、おふたりを楽しませると同時に、悩ませてしまう事柄。デザインをはじめ、指輪の枠の形状、ダイヤモンドの輝き、表面の仕上げといった要素のわずかな違いによって異なる表情を確かめながら、ぜひおふたりの「憧れ」が詰まった素敵な指輪を選んでみて下さい。

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