イタリア人にとって結婚とは？

恋愛に積極的といわれるイタリア人彼との国際結婚。国籍を越えて出会い、夫婦として結ばれるおふたりの心には、きっと大きな喜びの鐘が鳴り響いていることでしょう。
イタリアはキリスト教の国。キリスト教は過去に離婚を認めておらず、現在も抵抗が大きいといわれています。それ故、キリスト教徒のイタリア人にとって結婚はとてつもなく大きなことであり、そんな彼に結婚を申し込まれた場合、彼の自分に対する愛がそれだけ強いことの証明とも言えるでしょう。
また、結婚式についてもイタリアと日本には様々な文化の違いが存在します。ここでは、愛の国イタリアの結婚式についてみていきましょう。

愛の国イタリアの結婚式

イタリアの結婚式スタイルは、宗教に関係のない「市役所結婚式」と、キリスト教の「教会結婚式」の二通り。市役所結婚式とは、市長と証人立ち合いのもと執り行われる結婚式のことで、宗教に関係なく挙げることができます。市役所というと簡素な建物をイメージしますが、イタリアにはヴェッキオ宮殿など市役所とは思えない魅力的な建物も多く、歴史や趣を感じることができるでしょう。
一方、厳かな雰囲気に包まれる教会結婚式は、基本的にキリスト教徒のための結婚式であり、片方がキリスト教徒の場合は、「Corso prematrimoniale コルソ プレマトリモニアーレ（婚前講習会）」に参加することで晴れて教会での挙式が認められます。イタリアでの結婚式を考える際は、こうした二通りの特性や負担についてしっかりと話し合い、最適な答えを導き出しましょう。

新婦は遅刻がキホン

イタリアの結婚式では、新婦が遅れて登場するのが基本とされており、先に準備を済ませた新郎はゲストと共に花嫁の到着を待ちます。日本では考えられないルールですが、美しく着飾った花嫁の登場を待ちわびる時間が新郎、ゲストの期待感を高め、雰囲気を盛り上げてくれることでしょう。

終わりがなく豪華な披露宴

披露宴の食事は美食の国イタリアならではのこだわりが。食前酒とおつまみを楽しむ「アペリィティーボ」から始まり、数種類のチーズやハム、前菜が並ぶ「アンティパスト」、そしてコース料理と、食べきれない程の美食でゲストの心もお腹も幸せで満たすのがイタリア流のおもてなしです。

お色直しがない

日本の結婚式とは異なり、イタリアにはお色直しの文化がありません。また、ドレスをレンタルする習慣がなく、自分たちでドレスを選んで購入するかオーダーメイドが一般的。人生で一度きり、結婚式で袖を通す一着のドレスへ込める想いに、グッチやプラダを輩出したイタリアの文化を感じます。

おふたりを支える「指輪」を

イタリアでの結婚には超えなければいけない宗教の壁や、文化の違いなど大変なことも多くあるでしょう。しかし、一番大切なのはおふたりのお互いを想い合う気持ち。そんなおふたりの気持ちを象徴し、少しでもおふたりの結びつきを強めるために、AFFLUX（アフラックス）は「指輪」をお造りしております。

その一つにあるのが、イタリア語で大切な人を表す「宝物」という言葉が名前に添えられた指輪、「tesoro ゆびわ言葉 ®︎: わたしの宝物」。指輪に込められた、わたしの宝物であるあなたといつまでも幸せに暮らせますように．．．という想いがおふたりの気持ちを強く結びつけ、待ち受ける壁や困難を乗り越える心の支えに、そして「大切なあなた」ともう一つの新たな「宝物」となることでしょう。

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