Ring Story「ゆびわ言葉®」で繋がる愛の物語をAFFLUX(アフラックス)でチェック!
収入はあったものの、仕事漬けの毎日。
嫌なわけではない。やりがいのある仕事で学びも多く、毎日充実している。
でも、30を過ぎ、昔からの友人も皆家庭を持つようになってきた。
だから、そろそろ僕も、愛せる人と出会えたら…そう思っていたタイミングで参加した異業種交流会で出会ったのがケイコだった。
僕には勿体ないくらい綺麗な人だったから、最初は合わないと思った。
でも、その美しさが本当はたゆまぬ努力で出来ているのだと知ったとき、一気に彼女に惹かれた。
交際して1年が経った頃から、結婚を明確に意識し始めた。
この人しかいない、この人を逃してはいけないと思った僕は、出会って2年の記念日にプロポーズをしようと決めた。
そして今、記念日を2ヶ月後に控え、プロポーズのための指輪を探し始めた…。
しかし、そこで僕は完全に迷ってしまった。
全然わからない。
一体彼女にどんな指輪を贈るべきなのか。
最初は、「婚約指輪 人気」と検索した。
すると、人気ブランドランキングというページが出てきた。
なるほど、これを参考に決めれば良いのか。それならそんなに時間をかけずに決められるだろう…そう思っていたのが間違いだった。
ブランドの種類も、指輪の種類も多すぎる。ページをスクロールするだけでも疲れ、それぞれの指輪の違いはぱっと見ではよくわからない。
彼女がこの中のどれを喜ぶのかもわからないし…。
というか、そもそも、婚約指輪にはどれくらい種類があるのだろう?
ふとそんな疑問を抱いた僕は、今度は「婚約指輪 種類」と検索してみた。
すると、デザインの種類に関するページが出てきた。
形状により名前が異なるらしい。ソリティアなんてトランプ以外で初めて聞いた。エタニティリングなんていうのもあるらしい。
それから、ダイヤモンドにも種類、品質があることを知った。
ダイヤモンドのグレードは4Cというもので表されるらしい。
その中の一つで、僕も聞いたことのある「カラット」は、大きさではなく重さのことを指すらしい。
他にも、「カラー」は無色透明であるほど価値が高く、「クラリティ」=透明感はあればあるほど良い。更に「カット」という輝きを評価する指標もある。
確かに、無色透明でキラキラしている方が良いとは思うけど、まさかここまで細かい指標があるとは思わなかった。
そうして調べていくうちに、どんどん疑問が浮かんでくる。
そもそも、こういう指輪には何故ダイヤモンドを使うんだろう?
その答えも、調べると出てきた。
ダイヤモンドは最も硬い鉱物で、固く壊れることのない絆や愛を意味するらしい。
また、希少で美しく、価値が高いことから、ヨーロッパでは古くから大切な女性へ愛を誓う際に用いられてきたそうだ。
そう聞くと、すごく納得出来る。
僕もたった今調べているところだからだ。大切な女性に価値あるものを届けるために何を贈るべきかを。
そうか、だからダイヤモンドの指輪を贈ることが大切なのか。
ひとつ納得したところで、また別の疑問が浮かぶ。
「ブランドに拘る意味はあるのだろうか」という疑問だ。
良いダイヤモンドを手に入れ加工すれば、それだけで上等なリングになる。
それなのに、女性がブランドに拘るのは何故だろうか。
流行りもので皆が持っているからなのかな、と思いつつ、僕は人気ブランドの指輪を購入した人の口コミを眺めてみる。
すると意外にも、品質の良さを挙げる人が多くいた。
人気のブランドは宝石として品質が高いし、周囲もそれを分かってくれるから選んだのだという。
確かに、ロレックスの時計と聞けばそれだけで質の良いものだと思う。女性のブランドには詳しくないけど、アクセサリーや指輪にもきっとそういうものがあるのだろう。
そして、そういうものをプレゼントされるのが憧れ、と言っている人もいた。映画のヒロインのように、一流ブランドの人気の指輪をプレゼントされるのに小さい頃から憧れていた、と。
男であればヒーローに憧れる気持ちと似ているのかもしれない、と思った。男のこんな男になりたい、と思う気持ちが、女性の場合はこんなヒロインになりたい、という気持ちなのだ。
もしケイコもそう思っているなら、その願いを叶えてあげたいと思う。
色々なことがわかり、だいぶ方向性が固まってきた。
一流ブランドのダイヤモンドの指輪を選ぼう。グレードの高いものを。
そうして狙いを定めて探し始めて、次に問題になったのはカラット数だった。
これも相場を見つつ、考えてみる。一般的には0.3カラットくらいが多いようだが、それより小さいものもあれば、1カラット以上のものもある。
予算的には高くても大丈夫だけど、大きすぎると日常生活で邪魔になることもあるようだし…彼女はどれが良いのだろう。
大きいものの方が価値が高いのであれば、それを贈りたいけれど…いやしかし、彼女が喜ぶのが一番だ。
そこまで考えて、急に最初の疑問にぶつかってしまう。
そもそも、彼女はどんな指輪を喜ぶのだろうか?色々調べたけれど、結局正解はわからない。
好きなブランドはあるのだろうか?形へのこだわりは?エタニティリングのような、メレダイヤがたくさんついたものの方が嬉しいだろうか、それとも邪魔だろうか…。
考えれば考えるほどわからなくなる。
こればかりは、調べたところで正解は出ない。
悩んで、調べて、そしてまた考えて…。
それを何度も何度も繰り返し、やっと決断した。
彼女に愛を伝えるために、価値あるものを贈ろう、と。
2ヶ月後。
前から決めていた通り、交際を始めてちょうど2年の記念日に、僕はケイコにプロポーズをした。
最終的に僕が選んだのは、AFFLUXというブランドの『Sentiment』という指輪だった。
他にもたくさんのブランドがある中で、あえて僕がこれを選んだ理由は、指輪は想いを伝えるためにあるものだと気付いたからだ。
だから、「ゆびわ言葉」があり、想いを込められる指輪を選んだ。
僕が選んだ『Sentiment』のゆびわ言葉は『愛され主義』。女性が愛情に包まれているイメージをデザインしたもので、愛する女性に贈るエンゲージリングとして作られたものだ。
1カラットの大粒のダイヤモンドを中心に、その周りをピンクのメレダイヤが包むようなデザインになっている。
ピンクダイヤが女性を包むマフラーをイメージしている、という説明文を見て、これにしようと決めた。
交際を始めて最初の冬、外回りの営業を頑張っていた僕に彼女が「寒い時期だから、風邪を引かないように」とプレゼントしてくれたマフラーが嬉しかったから。
だからこれからは僕が、彼女を包むマフラーのような存在になりたいと思った。
「君が好きなブランドじゃないかもしれないけど…これから先、ずっと大切な君を包んでいられるように、って選んだんだ。
一生に一度の贈り物だし、喜んでもらいたいから、カットもカラーもクラリティもグレードの高いものにした。カラットは、もしかしたらちょっと重すぎるかもしれないけど…」
僕がそう説明する間、ケイコはずっと驚いた表情で僕を見ていた。
話し終えた後も、彼女は暫く固まっていた。それから、ようやく我に返ったように「ありがとう」と言った。
「こんな大きいの、高かったでしょ?」
「値段なんて気にしないで。君が喜んでくれるのが一番大事だから」
「…本当に、ありがとう。すごく嬉しい」
「良かった」
照れながらゆっくり左手を差し出すケイコの薬指に、僕はそっと指輪を通す。
彼女の細く綺麗な手を、存在感のある大粒のダイヤモンドの指輪が彩った。
やっぱり綺麗だ。これを選んで良かった。
「ねえ、拓郎」
彼女の手と指輪をじっと見ていると、彼女が不意に僕の名を呼んだ。
「ん?」
「立派な指輪をくれたこと、すごく嬉しい。
でもね、私にとって一番価値があるのは、指輪じゃないの」
「えっ」
「話を聞いてる間、ずっと思ってたの。すごく一生懸命探してくれたんだろうな、って」
驚く僕を見て、彼女は微笑む。
「あなたが私のために、たくさん悩んで考えて、指輪を選んでくれること。
あなたがそうやって私を想ってくれることが、一番嬉しいし、価値があることなの」
「…ケイコ」
「ありがとう。たくさん想ってくれて。私を選んでくれて。
これからも、末永く、よろしくお願いします」
「…っ!」
微笑むその目から涙が溢れそうになったのを見て、僕は慌てて彼女を抱きしめた。
涙ごと、彼女を包み込むように。
「僕の方こそ」
泣き出す彼女の頭にそっと触れながら、僕は答える。
こんな僕を選んでくれてありがとう。喜んでくれてありがとう。
いっぱい悩んだけど、贈って良かった。
気持ちを伝えられて良かった。
誰より愛する人に。誰よりも、僕の想いを受け取って欲しい人に。
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