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結婚準備のスケジュール（プロポーズから入籍編）

2017.08.07

プロポーズから入籍までの道のり

プロポーズという大きな試練を乗り越えると、溢れる喜びにお二人の気持ちも高ぶることでしょう。鮮やかな未来を想像し、ついつい笑顔がこぼれてしまいますよね。しかし、プロポーズの成就はあくまで「二人の間だけの婚約」です。その後、両家の間で婚約を公にし、正式に結婚をするための手続きがあります。

「プロポーズを済ませたら、一刻も早く入籍・同居したい」という積極的な方もおられれば、「想いを伝えるためにプロポーズはしたいけど、互いの両親へのご挨拶はゆっくり心の準備をしてから…」という方もおられるでしょう。また、どのような流れで進めていけばいいのか、不安に感じてしまう方もおられるかもしれません。分かっているようで、「どうだったかな」と心配になることもあります。焦りや不安を感じないよう、しっかりと流れを押さえておくと良いかもしれませんね。今回は、プロポーズが成就した後、結婚が公に認められる「入籍」までどんな道のりを歩むことになるのか、ご紹介します。

互いの両親への報告

まずは、それぞれ自分の両親に結婚の意思を伝えましょう。結婚は二人だけの意思ではなく、家族にも関わる行事です。ですから、「結婚したい相手がいる」と報告するだけでなく、相手の人となりをきちんと話しておくことも大切です。自分の両親への報告が済んだら、次はお互いの実家へ二人で挨拶に出向きます。一般的には、「お嫁さんにもらう」という考えで、女性の実家に最初に訪れるべきだと言われていますが、最近では順序を気にしない両親も増えているようです。突然の訪問は迷惑となってしまうため、両親の都合を聞いた上で日取りを相談しておきましょう。その際、食事などの気を遣わせないような時間帯を選ぶのがマナーです。相手の両親への挨拶は緊張してしまいがちですが、飾る必要はありません。自然体でいつもの笑顔を心掛けましょう。

結納

結納は、婚約の事実を両家の間で確認するための儀式です。「結納」の字の通り、両家が家族として「結」びつくことを祝い、両家がお互いに贈り物を「納」めるという意味を持ちます。現在は、両家が一堂に会する「略式結納」が主流です。一般的に、入籍と同時に結婚式を行う場合は、結婚式の6ヶ月~5ヶ月前に行うのが良いとされています。結納の方法は地域によっても違いがあるため、両家できちんと話し合っておくと良いでしょう。

結納までに婚約指輪を用意する

婚約指輪を贈る場合は、結納までに用意しておくことをお勧めします。結納の流れに「婚約記念品のお披露目」というものがあり、そこで婚約指輪をお披露目することになるためです。結納の3ヶ月ほど前に決まっているとスムーズなので、ご両親への挨拶前後のタイミングで探し始めると良いでしょう。

近年は結納をせず、顔合わせの食事会をされる方も増えています。その場合も、婚約記念品のお披露目は省かず行うことが多いので、余裕を持って婚約指輪選びをしておくようにしましょう。

職場への報告

結婚に伴い、福利厚生や公的書類の手続きが必要となります。また、新婚旅行のため、長期休暇を取得したり、女性の場合は今後の働き方に変化が出ることもあるでしょう。結婚することにより職場に与える影響は少なくありません。結婚が決まったら、時期をみて職場への報告を行うのが社会人としてのマナーです。一般的に、タイミングは結婚式の4ヶ月~3ヶ月前が目安と言われていますが、就業規則によって明確にされている場合もあるため確認が必要です。また、注意しなければならないのが、報告を行う順番です。まずは直属の上司に報告し、その後指示によっては職場全体に一斉報告、または個別に報告を行います。喜びのあまり順番を間違えないよう気をつけましょう。

その他、入籍までに行うこと

入籍と同時に結婚式を挙げる場合は結婚式の準備を始めます。式場選び、結婚指輪選び、席次表の作成、招待状作成と送付、ハネムーン先選びなど、準備は想像以上に大変です。時間に追われることのないよう、余裕を持って準備に取り掛かりましょう。また、入籍から同居を始める場合は新居選びが必要です。気持ちよく新生活をスタートさせるためにも、予算、間取り、立地などお二人が納得のいくよう、きちんと話し合って決めたいですね。

入籍

実は、入籍の手続き自体はごくあっさりしたもので、書類に不備がなければ1日で完結します。だからこそ、プロポーズや結納、結婚式の手続きを踏むことで初めて、「結婚した」という実感が持てるのかもしれませんね。

結婚準備の華になるような指輪を選ぼう

結婚準備にはたくさんの人が関わりますし、生活の変化もありますので、大変だと感じる事もしばしばあります。しかし、大変な中にも喜びを感じられる瞬間は訪れるもの。その一つが、婚約指輪や結婚指輪に初めて指を通す瞬間です。幸福感が溢れてくるだけでなく、改めて、「結婚するんだ」と背筋が伸びるような嬉しい緊張感を味わうことでしょう。平坦でない道のりだからこそ、純粋な喜びが湧いてくるような瞬間を大切にしましょう。そして、そんな瞬間にふさわしい指輪の華を見つけて下さいね。