静岡県の中部、南アルプスから流れ出て形成された大井川の両岸に位置する島田市。

今回は、この島田市のシンボル的存在である蓬萊橋（ほうらいばし）が聖地となっているアニメ、「ゴールデンタイム」になぞらえたプロポーズストーリーを紹介したいと思います。

世界一長い木造歩道橋「蓬莱橋」のある静岡県島田市

静岡県島田市にある蓬莱橋は、大井川に架けられた全長が897.4mの木造橋で、「世界一の長さを誇る木造歩道橋」として平成9年にギネスブックに認定された橋です。

まるでタイムスリップしたかのような、古き良き大井川周辺の自然と景色が見られる場所で、快晴の日には富士山が望めるなど、県内外から多くの観光客が訪れる島田市の名所となっています。

また、897.4mという長さの語呂合わせで、「やくなし＝厄無し」、「長い木＝長生き」といった縁起のいい橋としても知られていて、カップルにも人気のスポットとなっています。

アニメ「ゴールデンタイム」のラストシーンを重ねて

「ゴールデンタイム」は、竹宮ゆゆこさんによる日本のライトノベルで、2013年にアニメ化された作品です。

ゴールデンタイム（アニメ公式サイト）
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静岡出身の主人公多田万里が、高校卒業後すぐに蓬莱橋から落下事故にあってしまい、高校卒業以前の記憶を失ってしまったという設定から、蓬莱橋はたびたび作中に登場する重要な舞台として描かれています。

今回は、その中でも多田万里とヒロインの加賀香子が蓬莱橋で互いの想いを伝え合う、ラストシーンを切り取ってプロポーズストーリーのイメージを膨らましていきたいと思います。

主人公の万里が記憶を失くしてしまったことが原因で、次第にすれ違いが大きくなっていく二人。やがて本意ではない「別れ」を選択することになってしまいます。

別れの理由が、「自分の事を忘れられてしまうのが耐えられないから」という香子の切なく、どうすることもできない気持ち。

もしあなたが、ふたりの楽しかった思い出をある日突然忘れてしまうことを想像したらどうでしょうか？その時のパートナーは、やはり香子のような気持ちになってしまうことでしょう。

記憶を失くすことは万に一つなかったとしても、これから結婚してふたりで歩んでいく人生は色々なことが待っています。

時には、些細なことから大きな岐路に立たされたりすることもあるでしょう。

でもふたりにどんなことが起こったとしても、

”「おれの心は、いつだって、香子の方に向かうようになってるんだから」”

（# 24 ゴールデンタイムより）

万里が香子に対してこう告げたように、

ふたりで歩む人生にどんなことがあってもパートナーへの想いだけは忘れない。

こんな言葉をプロポーズで伝えてみてはいかがでしょうか？

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アニメ「ゴールデンタイム」の最後でも、主人公の万里がヒロインの香子に指輪を渡すシーンがありますが、指輪はふたりが常につながっていることの証。指輪を見れば、これまでふたりが歩んできた記憶は決して忘れないものです。

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