日本と繋がりの深い「ロシア人」との運命の出会い

歴史的音楽家チャイコフスキーやラフマニノフの故郷であり、クラッシックバレエの聖地と呼ばれる芸術の国ロシアと日本は、古くから国交を結ぶ繋がりの深い国。そんなロシアを留学や企業研修、文化活動を通して訪れた際、もしくは日本を訪れるロシア人と、両国の国交のように互いを想い合い、愛情を育まれている方もおられるでしょう。

しかし、繋がりが深く、地理的にも隣国であるロシアと日本ですが、結婚文化に関しては様々な違いが存在し、ロシア人と結婚するにあたって戸惑いを感じてしまうことも。ここでは、「ロシア人との結婚」の前に知っておきたい文化についてお伝えしますので、理解を深める知識として、ぜひ参考にしてみて下さい。

ロシア人の「結婚文化」

海外の結婚式といえば、厳かな雰囲気に包まれた教会を思い浮かべがちですが、ロシアはソ連時代より宗教的な儀式を行うことが禁止されていた国。そうした歴史的背景から、現代においても教会やチャペルで結婚式を挙げる人は少なく、市役所で執り行う人前式が一般的と言われています。華やかなウエディングドレスとタキシードに身を包み、書類へのサイン、指輪交換、誓いのキスと、結婚式の流れは日本と共通していますが、市役所で執り行う人前式は文化の違いを強く感じる印象的なシーンと呼べるでしょう。

ロシア人の結婚指輪は「右手」

結婚文化の一つとして気になるのが、結婚指輪を身に着ける「手」について。日本をはじめいくつかの国では結婚指輪は「左手」に身に着けるものとされていますが、ロシアでは結婚指輪は「右手」に身に着けるのが一般的です。どちらに身に着けるか悩んだ際は、相手の文化への親しみや敬意を込めて「右手」を選ばれてみるのも良いかもしれませんね。

幸せな結婚生活へと繋がる文化理解の階段

地理的にも文化・歴史的にも繋がりの深いロシアと日本ですが、ロシア人パートナーとの結婚には様々な驚きがあるでしょう。しかし、国境や文化の違いを乗り越えて結ばれる運命のおふたりにとって、相手の文化を理解することは相手を大切に想うことそのもの。幸せな結婚生活へと繋がる階段を一歩一歩上るように、ぜひゆっくりと理解を深めていってみて下さい。その過程もきっと愛に溢れ、おふたりをの絆をより強く結ぶ幸せな時間となるでしょう。

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