指輪がゆるい、きついという悩み

彼氏さんからのプロポーズで手渡される婚約指輪や、結婚式で交換する婚約指輪に初めて指を通し、ぴったりとサイズが合った瞬間は一生の思い出になります。しかし、指輪を購入されてしばらくしてから多くの方が、指輪がゆるい、きついという感覚に悩まされるようになります。中にはそのことを口に出せず、指輪を箪笥にしまいがちになる方も。
思い出の瞬間から、気付かぬうちに貴方の身体は少しずつ変化していきます。そのために指輪がゆるい、きついという感覚が出てきてしまうのです。中には指輪を購入して2〜3年のうちに、指輪がゆるい、きついと感じて着けられなくなる方もいらっしゃいます。
ゆるい時は、リングストッパーを付けるといった対処法もありますが、貴方のための指輪ですから、できれば指にぴったりのサイズが嬉しいですよね。ここでは指輪がゆるい、きつい時の対処法についてご紹介します。

指輪がゆるい時、きつい時の感じ方

指輪がゆるい時に多いのが、「くるくる回る」「落ちそう」という感覚です。ダイヤモンドなどの装飾があしらわれている場合、指輪がゆるいことで装飾部分が本来の位置から手のひら側にずれてしまうことがあります。指にフィットしていないので、装飾の重みで位置がずれてしまうのです。また、歩いている際に指輪が関節部分まで落ちてしまったり、力を入れずに指輪を着け外しできることも指輪がゆるい証拠だと言えるでしょう。

一方、きつい時に感じるのが、指の付け根を締め付ける痛みや圧迫感です。この場合、原因がむくみであることが多く、特に妊娠中の方は身体がむくみやすいことから指輪がきつく感じられやすいと言われています。購入時、店舗スタッフから「少しきついぐらいが丁度いい」と説明されることが多いため、「きつくて当たり前なのかな」と思いこんでしまう方もおります。
ですが、指輪がきつい状態のまま放置することは、水ぶくれや痒みが生じる原因にもなります。こういった場合はすぐに指輪を外し、早急にサイズ直しをおこなう必要があります。身体に影響が出る前に、購入店舗に一度相談してみましょう。また旦那さまは、奥様の指輪の着け心地はどうか、ご様子を日頃から気遣ってあげましょう。

指輪のサイズ直しの方法

指輪のサイズ直しには、「ロウ付け法」「鍛造法」という2種類の方法があります。金・プラチナなど切断や溶接が可能な素材であれば「ロウ付け法」が主流です。サイズを小さくする場合、「ロウ付け法」では指輪の一部を切り取り、内径を整えた後に合わせ目をロウ付けし固めます。

一方、切断や溶接が不可能な場合、「鍛造法」でサイズを小さくすることが可能です。指輪の内側に突起やパーツをつけることで内径を小さくする、もしくは指輪全体を圧縮する方法が挙げられます。指輪の内側に刻まれた刻印を綺麗に残すことができる反面、こちらの方法は全体のボリュームが均等でなければ用いることができないというデメリットもあります。

「ロウ付け法」でサイズを大きくする場合、指輪の一部を切断し素材を足すことで修繕します。「鍛造法」でサイズを大きくするには、叩いて伸ばす方法と、指輪を削る方法が挙げられます。この場合に気を付けなければいけないのが、デザインに変化が起きてしまう、内側の刻印が削れてしまうという可能性があるということです。こうした点は、事前に確認しておくといいでしょう。

変化する身体とともに、指輪との生活を楽しむ

大前提として、指の太さは刻々変わります。むくみが生じれば太くなるし、冬は細くなるという方もいます。そして時間帯によっても変化があります。ずっと指輪とともに生活していくためには、貴方の身体を指輪に合わせるのでなく、指輪を貴方に合わせていくべきなのです。指輪のサイズに違和感を感じたら、ためらわず購入店舗に相談するようにしましょう。
婚約指輪・結婚指輪のAFFLUX（アフラックス）は、「指のサイズは変わる」ということを前提に、すべての指輪についてサイズ直しが可能なデザインを行っております。
サイズ直しをはじめとする指輪修繕について、パートナーショップを含む全国80店舗にて「AFFLUXの永久保証_®」を行っておりますので、お客様がずっと大切な指輪とともに生活が出来るように、たとえ購入から何十年先であっても、お手伝いをさせて頂きます。
ご自分の身体に合わせて修繕を行うことは、指輪との生活を楽しみ、喜びの瞬間をいつでも感じるための手段なのです。生涯愛着を持って身に着けられるよう、着け心地の良さをいつでも保つことが大切です。

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