【解決策】婚約・結婚指輪選びでパートナーと意見が合わない!?
結婚が決まりまず第一歩として指輪選びからスタートするカップルが多いです。そこで、いざ指輪を決めようとお店に行くもなかなかパートナーとの意見が合わなくて決まらない・・・。なんていうカップルは意外にも多いです。
約5年ブライダルリングアドバイザーとして様々なカップルの幸せのお手伝いをしてきた中で指輪選びのリアルに多かった悩みの理由をあげると・・・
●パートナーとデザインの好みがあわない。
●パートナーが良いと言ってくれたものを着けたいのに、「君が(あなたが)好きなのを選びなよ」とお互い気を遣いあってしまう。
●金銭感覚・価値観の違い。
●そもそもお互いが指輪を着けた事が無いから何が良いのかわからない。
顔合わせや入籍日が近ずいてきたのに決まらない!と焦るばかり!むしろ、選ぶのに疲れてしまって「結婚式までにあればいいや〜」と後回しになってしまうカップルもちらほらお見受けいたします。婚約・結婚指輪選びを後回しにするリスクはまた別の記事でお話しするとして。
今回は婚約・結婚指輪選びでパートナーと意見が合わない時の解決策を上記に挙げた悩みの理由を掘り下げながらご紹介致します。
【パートナーとデザインの好みがあわない。】
この件に関しては好みが違うのはむしろ当然です。違う人間なのだから、また育ってきた環境も違う。思考は似ている事はあるかもしれませんが、全く同じ人間はいません。仕方ないです。某有名詩人の言葉を借りるのであれば、「人間だもの。byみ○を」並みに仕方がないです。
結論からお話しすると解決策は
フルオーダーメイドでプロに丸投げしてみる
これがオススメです。理由としては、既製品の中から選ぶと自由が効きません。選択肢が狭まります。よって、自分の好みに寄ってしまうとパートナーの好みから離れてしまうのは当然です。意見が違うにしても、そもそもの婚約・結婚指輪選びでカップルのお互いの気持ちで共通することは何でしょうか?
●一生身に着けていくものだからこそお互い後悔したく無い!
●高価な買い物であるがゆえに、だからこそお互い満足したものを選びたい!
この2つに限ると思います。このふたりの気持ちを全て達成する事が第一優先です。お互いの好みをデザイナーにぶつけて、ふたりが満足するデザインを抽出します。しかし、「フルオーダーメイドなんて敷居が高い・・・。」や「デザイナーに自分の好みを伝えれるか不安・・・。」と思いの方も多いと思います。問題ございません。そう考えるのは当たり前です。デザイナーはプロですので、そのようなお客様の不安も分かった上で提案致します。ざっくりしたお客さまのご要望でも噛み砕いて丁寧にわかりやすく説明とデザイン案をお見せしながら提案しますのでご安心ください。
お互いが満足できる婚約・結婚指輪を作るためにフルオーダーメイドだったらどういう事を注意しないといけないのか?等、「〈初心者向け〉フルオーダーメイドの依頼方法ポイント」を後日ブログでまとめますので、お楽しみに♫
デザイナーにフルオーダーメイドで指輪を作るとどういう流れになるの?と少しでもフルオーダーメイドに興味を持たれた方はフルオーダーメイドについて詳細をまとめていますので、こちらのURLをご覧ください。
【パートナーが良いと言ってくれたものを着けたいのに、「君が(あなたが)好きなのを選びなよ」とお互い気を遣いあってしまう。】
「君が(あなたが)好きなものを選びなよ」というワード皆様はどう思われますか?一見、相手の気持ちを想って汲んでいるからこそのパートナー想いの優しいワードだと思いますか?・・・このワード、裏を返せば指輪選びの全責任を押し付けている責任逃れのワードにもなりえます。婚約・結婚指輪を選ぶことは、ふたりで行う初めての共同作業。パートナーがいいと思ったものを着けたいと思うのは自然の道理だと思います。それを「君が(あなたが)好きなものを選びなよ」というワードばかり掛けてしまうと指輪選びや結婚に対しての温度差を感じてしまい、怒りや悲しみ等マイナスな感情を抱いてしまいます。そして楽しい指輪選びが憂鬱に。なんて事になりかねません。
そこで先に結論をいうと、解決策は
しっかり話し合い、ふたりのルールを設ける
理由としては、婚約・結婚指輪選びに興味がなさそうに見える相手も、やる気がないのではなく何をすればいいのかわからないのかもしれません。選ぶ時の基準(ルール)があればお互いストレスを感じずスムーズに選ぶ事が可能です。どちらかに負担が掛かり過ぎる事もありません。相手の事を思うのであれば、どういう意味での「好みのものを選んでいいよ?」なのかしっかり伝えあいましょう。
では、「君が(あなたが)好きなのを選びなよ」のワードが出てくるシーンはデザインに迷った時です。2つのデザインで迷っているのならまだしも、3つや4つの中から等、数多くの中から「どれがいい?」の質問は答える側はとても困る質問です。むしろ、「この返答を間違えればパートナーの機嫌を損ねるかもしれない。」「どうせ相手の好きな方は決まっているのに、間違えた方を答えた時が面倒。」等なかなかのロシアンルーレットの様な恐怖の質問です。答える側の気持ちも汲み取り、前もって指輪選びでデザインに迷った時はどうするか?等ふたりのルールを設ける事がオススメです。
ふたりの指輪選びのルール例はまた後日ブログでアップ致しますのでお楽しみに♫
【金銭感覚・価値観の違い。】
婚約・結婚指輪は高価な買い物であるがゆえに、金銭感覚の違いで喧嘩になることも・・・。若い方はご存知無いかもしれませんが、昔の人気バラエティー番組「ココリコミラクルタイプ」のコントで女優の松下由樹さん演じる新婦が芸人のココリコ田中直樹さん演じる新郎と婚約指輪を選んでいるのですが、店頭で指輪の予算について競り合うという面白いコントがありました。(もしかしたらyoutubeで見れるかもしれません)そのコントのように素直に気持ちを伝えて選べれば1番なのですが、金銭面に関してはやはり話し難いものですよね。自分の考えは、言葉にしないとなかなか相手には伝わらないもの。お互いの意見を交換して、初めて気づかされることも多いのです。
結論、この解決策は
価値観のすり合わせ。何に満足してお金を使えるのかを具体的に話す
簡単に価値観をすり合わせると解決策に述べていますが、実際問題難しいですよね。ここでポイントなのが、「1年先のふたりの未来でどうなっていたいのか?」をテーマに話していくと楽しく、ふたりの価値観を擦り合わせて、喧嘩をすることなく同じ目標に向かう事ができます。つまり逆算方式ですね。
例えば、1年に1回は高級ホテルへお泊り旅行に行く夫婦でありたいとお互いの目標を決めるとします。そうすると、月々○○円の貯金がいるねと明確になっていきます。そうすると指輪への優先順位や予算も現実的になり満足するお金の使い道・価値観が算出されるのではないでしょうか。お互いの未来だからこそ夢も広がり楽しみも増えて幸せな指輪選びが叶うと思います。
【そもそも指輪を着けた事が無いから何が良いのかお互いわからない。】
このお悩みとっても多いです。10組に5組の割合。来店するカップルの半数がこの悩みをお持ちです。何が良くて、何が私たちにあっているのか?そもそも沢山の指輪を見てもどれもピンと来ないというカップル。ブランドも沢山あるしデザインも豊富で選択肢が沢山あるのだからいつか見つかるだろう!という安直な考えは非常に危険です。いわゆる指輪迷子・指輪難民というドツボにはまるのが上記の考えをお持ちの方です。選べる範囲が広がれば自然と見つかるは間違いです。安心してください。婚約・結婚指輪選びはみんな初心者です。このお悩みに関しては、はっきりと指輪選びの基準が決まっていないから。という理由に尽きます。
結果、解決策は
優先順位を決める(基準を決める)
優先順位を決める(基準を決める)事の重要度は婚約・結婚指輪選びに関わらず、式場選び、住まい選び等何事にも決めて行くには必要だと共通する事です。
では婚約・結婚指輪選びだと、自分たちにとってデザインと品質どちらが重要なのか?もし大切な記念とする指輪なのだから!と品質の優先度が高いのであれば、お店選びから変わってきます。また、品質はどこのブランドも大体一緒だと感じる。または、これから着け続けていく指輪だからこそデザインの優先度が高いのであれば、ペア感が重要なのか?他者から見られた時におしゃれと思われたいのか?そもそも人と被りたくないのか?等をどんどん掘り下げていく事で、必然的に自分たちに必要な婚約・結婚指輪の選び方が絞られていきます。
この婚約・結婚指輪の優先順位の決め方についての詳細は後日ブログにアップ致しますのでお楽しみに♬
以上。婚約・結婚指輪選びでパートナーと意見が合わない時の解決策をお話ししてみましたが、いかがでしたでしょうか?人間の数だけ様々な考えがあります。この記事でも受け入れれる解決策と受け入れれない解決策もあるかと思います。様々なご夫婦が居るように、いろんな考えがあっていいと思います。その中で今回の記事を読んで頂き、少しでも新たな発見を見出して最愛のパートナーとの幸せの手段が数多く見つかれば幸いです。
では、次回もブライダルリングに役立つお話しをしていきますのでお楽しみに〜❤️