新郎が持つ手袋（グローブ）

結婚式で新郎が手に持っている白いグローブ。洋装のタキシードを着る新郎は、必ず持つアイテムのひとつ。でも、手に着けている訳でもないグローブに、何の意味があるのでしょうか？今回は新郎が持つグローブにスポットを当ててみたいと思います。

グローブの意味

花嫁を守る

新郎のグローブは基本的に右手で持ちます。このグローブには剣に値する意味が込められています。右手に剣を、左手に盾を。花嫁を狙う邪なものから剣と盾を使って守り抜く。そんな想いがこめられた意味のあるアイテムなのです。

実際に手には着けずに、花嫁の立つ位置とは逆の手に持ちます。どんな時も花嫁を守れるようにと、魔除けの意味が込められています。また、実際には剣を持って戦いたい新郎も、祝いの席では武器を控えて厳かにふるまう。そんな祝いの席での平穏を表す意味でも、純白の手袋が用いられるようになったと言われます。

持ち方も決まっている

ただ手に持っているだけのグローブに見えますが、どんな時も同じ持ち方をしていることにお気づきでしょうか？グローブの指先を常に親指側、つまり前にむけて持っています。グローブの指先がまるで剣に見えるようにですね。

この持ち方を逆さに持ってしまうと、不格好にも見えてしまうので気をつけたいポイントです。また、西部劇でガンマンが決闘の合図に手袋を落とすシーンは手袋を逆さに持ちます。縁起の良いイメージではなくなるので注意したいところですね。

大切な人を守る

新郎が持つグローブには、花嫁を守るという強い想いが込められています。ただの飾りではなく、しっかりとした想いがあるアイテムです。そしてAFFLUX(アフラックス)の指輪にも、大切な人を守るという想いが込められたものがあります。「canoe ゆびわ言葉®:君を守る」。とても力強い決意と愛情の溢れる指輪です。その強い想いを身につけていれば、どんな困難もおふたりで乗り越えていけるはずでしょう。
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