結婚指輪選びで、店員が感じる「違和感」
こんにちは
月曜日ブログ担当の安本です
昨年ごろから、結婚指輪のご相談にお越しになる方から、気になる同じフレーズを最近よく耳にするので、それについて今日はブログを書いてみようと思います。
｜結婚指輪のデザインで迷う“ライン”
結婚指輪を色々と見ていくと「ライン」でカテゴライズされていることに気付かれるのではないでしょうか。
“色々なデザインがあって選べない・・・”
購入頻度が生涯一度きりかもしれない、高額なジュエリー。というか、買ったことも調べたことも今までない方も多いので、どうやって選べばいいかわからないですよね。
実はわたくし、最近店頭でご相談を受けているとき、この「結婚指輪のライン」について不思議に感じることがあるんです。
色々なサイトで「結婚指輪」の勉強が出来ると思いますが、そういった一般的な話を少しして、ここでは知人や友人に私が伝えることメインに正直に綴りたいと思います！
｜結婚指輪のデザイン
デザインを見ていくときに、以下の２つのポイントに絞ってまずご検討されていかれるのがスムーズだと思います。
・指輪のライン
・宝石の有り・無し
です。
筆者の安本は、結婚指輪販売歴が約15年くらいで、全国さまざまな店頭での販売経験があるのですが「デザイン重視」の方は上記の表を参考にしていただくと幸いです。
このブログでは、「結婚指輪選びの違和感」をお話してみます！
｜結婚指輪の費用分担
結婚指輪の購入って、結婚準備をするカップルへの最初の難関だと個人的には思っています。ふたりで高額なものを購入するのって、ふたりの意思形成が何よりも大事！
「結婚指輪ってどう買うんだろう・・・」という不安を完全に払しょくするのは難しいアイテムなんです。
最近は、お互いに結婚指輪を「買いあう」、つまり折半や相手が身に着ける指輪を購入するカップルが多くなっています。
■結婚指輪のお金は誰が出した？
1位：二人で出し合った 46.6%
2位：夫 44.7%
■費用分担と結婚生活の幸福度
1位：結婚指輪の費用を夫婦で折半した人で「幸せ」と答えた人 76.0%
2位：夫婦で購入したが、妻がすべて出した人で「幸せ」と答えた人 58.1%
3位：夫婦で購入したが、妻が多く出した人で「幸せ」と答えた人 10.3%
このデータから推察すると、
令和カップルの多くが結婚指輪の費用を出し合っているのがよくわかります。
「あれ？結婚指輪って男性が買うものじゃないの？」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか？
令和カップルは「結婚指輪を準備する」という行動は、「実際に生涯身に着けるのか」「毎日着けることを当たり前にしている」方が多くなったのかもしれません。
｜結婚指輪選びで「わたしは〇〇が似合う」
結婚指輪選びのお手伝いをしているときに、まだ試着を始めてもいないのに「わたしはウエーブラインのデザインが似合うんです」とおっしゃられる方が最近多くなりました。
ここで違和感を感じるのです。そして、その理由を聞くと、さらに違和感。
“ウエーブが似合うと診断されて、店頭サンプル品も着けたけどそうだと思った”
基本的に、人間の肌は柔らかく、直線はありません。すべてウエーブラインなので、ウエーブラインの指輪は基本的に誰にでも合うんです。緩やかなウエーブラインのデザインを着けていらっしゃる方を見て「変だな」と第三者が感じることはほぼありません。
ウエーブラインを否定するわけではないのですが、「ちゃんとあなたの指のサイズに合わせたストレートラインの指輪を着けてから」その結論にたどりついているのかなあといつも思うんです。
｜「お似合いですよ」と言いやすいウエーブライン
まず大前提に、お店には販売マニュアルがあります。しかもAIが手元を診断してくれるのであれば、統計学になるので「ウエーブラインが似合う」と診断されるのは、いわば当たり前。
前述した通りウエーブラインは万人受けするデザインなので、販売員も「ウエーブラインがお似合いですよ」と言いやすい。嘘はついていない。しかも、ストレートラインの結婚指輪はサイズが合っていないデザインを着けると、傾いたように見えて「似合っていない」ように見えるんです。。。
AIによる手元診断も素敵ですが「どこで買いたいのか」「どこで買うと安心感があるのか」ということをポイントに置くと、選びやすいでしょう。
おすすめは、なるべくサイズを合わせて正しい位置で指輪を着けていただくこと。そして、全身鏡など、客観的に確認すること、です。そうすると、違った見え方が出来て検討しやすくなりますよ。
｜どのように気持ちを込めるのか？
個人的には、ジュエリーって人生の節目や何かを象徴したものだと思うんです。例えば自分の真面目で本気度を表すためにある「婚約指輪」や自分には伴侶がいるステータスを表す「結婚指輪」。
私は子どもがうまれたときにベビーリングや、子どもの名前を彫ったブレスレットを用意しました。お仕事で10年目を迎えたときに、その節目でジュエリーを自分に準備しました。いろいろな想いがあります。
「結婚指輪」や「婚約指輪」は自分だけではなく2人で着けたり準備するものなので、私は2人がその指輪を通して同じ想いが頭に浮かぶと、ずっと幸せにいてもらえるんじゃないかなと思っているんです。
ふたりの想いや、共通点を、指輪一つひとつに込められたストーリー、ゆびわ言葉®もぜひ注目してみてください。指輪の内側にメッセージ（刻印）を入れるのもすてきですね。
結婚指輪をご準備されるとき、その過程もとても大切だと思うんです。想いを込めるってとっても難しいんですけど、ご自身が何か一つでもこだわりや語れるポイントがあると、自信を持ってご準備できると思うので、婚約指輪をご検討されるとき「ご自身が何にこだわりたいか」を考えながらご検討してみてください。
おふたりにとって素敵な婚約指輪が見つかりますように。
筆者はAFFLUX BRIDAL 梅田本店に居りますので、ご相談お待ちしております！
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