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Lagoon ゆびわ言葉 ®:穏やかな愛

2017.10.29

どこまでも広がる、青い空、白い雲。
見上げると太陽が眩しく、私は麦わら帽子を少し深く被り直す。
ジリジリと素足を焦がす白い砂浜を歩き、視界一面に広がるのは…日常を何もかも忘れてしまうほど美しい、エメラルドブルーの海。

「綺麗…」

私が思わずそう呟くと、後ろからサーフボードを持った洋平が追い付いてきて、私の頭にポンと手を乗せた。

「いやー、懐かしいな。なんてったって、5年ぶりだもんな」
「うん」

彼の言葉に、私は5年前のことを懐かしく思う。

5年前、私はまだ高校生だった。それなのに、一人きりでこの奄美大島の海岸にいた。
厳しい両親と受験のストレスに耐えきれなくなって、後先考えず家出をして…ここでぼーっと海を見ていた私に、洋平は声をかけてくれた。
行き場のない私の話をちゃんと聞いてくれて、受け止めてくれて、それから、「もうちょっとだけ頑張ってみたら」って優しく説得してくれた。

『今は納得できないことでも、きっと何か大切な意味があると思う。だからもう少し頑張ってみて、もしそれでもダメだったらもう一度ここに来よう。そんで、一緒にサーフィンしよう』

彼の言葉のおかげで、その後親に怒られても、勉強が大変でも、頑張っていくことができた。
大学も受かって、就活も乗り越えて、無事就職することができた。
だから…ダメにはならなかったけど、頑張ったご褒美に、もう一度ここに来た。

「優奈、よく頑張ったな」
「…うん。洋平のおかげ」

あの日初めて会ったのに、私の話を真剣に聞いてくれた洋平は、あれから連絡先だけ交換して別れた後も、私をたくさん励ましてくれた。
私が夜遅い時間に長文のメッセージで弱音を吐いても、しっかり読んで返事をくれた。
私がここまで来れたのは、間違いなく洋平のおかげだと思ってる。
…それなのに。

「そんなことない。優奈自身の力だよ」

なんて、さらっと言ってくれるから、彼のことがますます好きになってしまう。

「優奈、どした? 考え事?」
「あ、ううん、なんでもない! …さっきのシュノーケリング、すごく楽しかったなって思って」
「初めて?」
「…前回は、そんな余裕なかったから。今回はサンゴや熱帯魚がちゃんと間近で見られたから、良かったなって」
「そっか。それは良かった」

彼は自分のことのように嬉しそうに笑って、「優奈」ともう一度優しく私の名前を呼んだ。

「これまで色々大変だったと思うけど、無事就職できたし、もうプレッシャーを感じる必要もない。これからは、ゆっくり穏やかに二人で過ごしていこう」

洋平はそう言って、私の手のひらに小さな箱を乗せた。
箱を開くと、そこには丸くて可愛らしいデザインの指輪がきらきらと輝いている。

「これ…」
「…受け取ってくれる?」

私がびっくりして固まっていると、彼が不安げにそう尋ねたので、私は慌ててこくこくと頷く。
彼はサーフボードを置き、両手で慎重に左手の薬指に指輪を通してくれた。
指輪は、私の指にぴったりとはまった。

「…良かった」

洋平はもう一度そう言って嬉しそうに笑い、私はぴったりフィットした指輪を見ながら、洋平の愛に包まれているみたいだ、と思った。
その瞬間、美しい奄美大島の海に、ふわりと穏やかな風が吹いた。

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